Vol.459 ハプバーでも見極めたい「良いY談」と「悪いY談」の境界線
日常的な空間よりもエロティックなオーラが何倍も充満している…とされている、ハプニングバーでありますが、だからと言って、どんなたぐいの下ネタ──
「Y談」
…でもここでは許されるわけじゃあ、決してありません。
「良いY談」
と
「悪いY談」
…の境界線の見極めを誤ってしまえば、いくら“ハプバー”でも、貴男は蚊帳の外に置かれてしまうやもしれないのです。
とりあえずは、
「貴男が女子の前で
Y談を語っているシーン」
…をダブらせながら考えてみてください。
まずは、
「ギャグ」としてオチがある
──当たり前のことですが、ここはとても重要な点であります。
たとえば、ただやみくもに
「ボクのオ◯ニーを見てください」
…と懇願するだけではなく、
「ボクのオナ◯ーって
お金になるくらい
セクシーだ…って
女子から好評なので
一度別室で試してみます?」
…なんて具合でしょうか? 違います(笑)?
Y談は「オチ」というウイットがなければ、
単なる「エロ」でしかありません。
「オチないY談」
…の語り手に対する評価は、
「ただのスケベな人」
…止まり。たとえば、ウルトラ長寿四コマ漫画
『みこすり半劇場』
…などが、それなりのメジャー路線で認知されているのは、
ひとえに
「ウイットの効いた起承転結」
…の賜物なのではないでしょうか。
しかも、作者である岩谷テンホーさんの画風は、
読む側に体液を感じさせない
──つまり、ウエットじゃない。
「ウエットになるのは
ソファ席や別室に
移動してからでも遅くない」
…ってことなのです。
あと、Y談をウエットにしないコツとしては、
なるべく淡々と学術的に淡々と語る!
…というのもポイントに挙げることができます。
どんなに秀逸で面白いソレでも絶対にやけず、まるで
「万有引力の法則」
…を子どもに教えるかのごとくフラットに…。
さらに付け加えるなら、
うんざりするくらいの
下ネタの洪水
…が、逆に功を奏するケースも、ままあったりします。
だって、いかにも真面目っぽい外見のヒトから
たまに聞くY談って、
「3倍増にエロく感じる」
…じゃないですか(笑)!? 逆に、
「寝ても覚めても
ずーっとY談ばかり」
…みたいな人だったら
「ああ、
このヒトは
こういう人格なんだ…」
…という呆れを通り越して、エロエロな一言一句も
普通に聞こえてくるから不思議なものです。つまり、
「量で周囲の人たちの
エロ思考停止を促す作戦」
…ですな。
現に、そーいう男性はGジィさんの友人にも約一人だけ(たった一人なのですがw)実在し、しかもピンポイントでこそあれ、意外とモテたりもします。
とは言え、コンプライアンスに五月蝿い昨今の(“ハプバー”以外の)世の中では、相当にデンジャラスなキャラ付けではあるのですが…???