Vol.560 郷ひろみ論
それなりの年齢を重ねても、まだ
「ハプバーで
モテたい!」
…といった野心を捨て切ることができない貴男は──どんなに高邁かつ頑固な「プロエイジング・ウェル」的ポリシーを胸に秘めていたとしても…薄暗い店内ゆえ
「シルエットと肌の若さ」
…が、ときには大きく
「勝負の
明暗を左右する」
…という特性に抗うことができない、ここ“ハプバー”においては
「アンチエイジング」
…なる概念を、ある程度は意識せざるを得ません。
そして、そんな貴男にとって、理想のお手本となるのは…
なんと言っても
「郷ひろみ大先生」
──このヒトに尽きるのではないでしょうか。
今年御年68歳!
どういったケアを施しているのかはまったく不明では
ありますが、おそらく美容にはとんでもない額のお金を費やし、日々想像を絶するストイックな生活を過ごしている
…に違いありません。
もちろんのこと、生まれついての美しい骨格にも恵まれているHIROMI-GOさんを、ハンパに髪型とか洋服とかピアスとかで真似たところで、その結末が「滑稽」にしか辿りつかないのは十分に承知しております。我々ができるのは、
「ただ憧れること」
…だけ。なので、このたびは
「郷ひろみさんの魅力」
…について、Gジィさんなりの思い入れを、
ちょっぴり語ってみることにしました!
今日も、ぼくのiPhoneにダウンロードされている
ミュージックライブラリーからチョイスしたのは
「Hiromi Go ALL TIME BEST」
…にラインナップされた一曲…。
この10年くらいこそ、徹夜で仕事をする機会はめっきり減ってしまったものの…たまに夜更けにノートパソコンを閉じて、
缶コーヒーを片手に
「ハリウッド・スキャンダル」
…を小音量で聴きながらくつろぐひとときは、
ぼくの秘やかな楽しみであります。
ちなみに、Gジィさんのミュージックライブラリーに入っている
「邦楽」は、いわゆる「J-Pop」より
「昭和歌謡」
…が圧倒的な比率を占めております。
1993年にJリーグが発足し、そんな
「Jな感じのブーム」
…に乗じて「J-Pop」という言葉がドサクサにまぎれて生まれ、やがて「歌謡曲」に代わり流通したわけですが、
「代わった」のは、じつのところ
「カテゴリー名」
…だけではありません。この時期を境に
「日本の音楽の質」
…もドラスティックに変貌しまったのです。
ぼくは「すべての曲」とは言わないけど、
J-Popになり代わってからの
「ロックをベース」
…とする、打ち込み主体で構成された楽曲に
どうも馴染むことができません。
やはりJ-Pop以前の
「ビッグバンドジャズをベース」
…とする、一発勝負的な生のアンサンブルで
構成された楽曲が好きなのです。
もっと平たく申してしまえば、Gジィさんは
「ロック(系)より
ジャズ(系)が好き」
…なのであります。
「職人的なテクニックをもつミュージシャンたちによって奏でられるフルオケをバックに、はっきり日本語とわかる詩を乗せる…」
…これぞ「昭和歌謡の魅力」だと思っています。
そもそもJ-Popって、歌詞の字切りも
「洋楽っぽい」
…から、ひとつ一つの単語も聴き取りにくい。
カラオケでも歌いにくいじゃないですか〜!
だから今度、ぼくはカラオケで、郷ひろみさんのデビュー曲
「男の子 女の子」
…に挑戦するつもりでああります。
「日本語を
英語チックに
歌わされるのは
もうたくさん!」
ありゃ!? いつの間にか主旨がズレてきました?
「郷ひろみ論」から単なる
「J-Pop批判」
…に??? まあ、いつものことなんで、
許してくださいm(__)m(笑)!