Vol.631 ハプバーにスーツはアリかナシか?(前編)
とある“ハプバー”のカウンター席で、
たまたま隣り合わせた
40代前半あたりの男性から、
いきなり、こんな悩みを打ち明けられました。
まあ聞いてください!
とくに職場ではスーツ着用を
義務付けられていないため、
仕事でもプライベートでも、
おおよそラフな恰好をしています。
しかし、先日行った、
某“ハプバー”では、
スーツ姿の男性のほうが
圧倒的にモテていた気がしてなりません。
僕が着ている
ジャンパーやデニムやスニーカーは、
じつは下手なスーツなんかより
ずっと高級なブランドモノ
だったりするんですけど…。
Gジィさんも彼同様、紛うことなき公私にわたって
「スーツ着用を
義務づけされていない人間」
…の一人であります。
けっこう大手で、
しっかりとしたクライアント様のもとへ、
たとえば日本で
シェアの一位二位を争う広告代理店や、
いかにもおカタそうなメーカーさんや省庁
…ほかに出向く際ですら、普通に
「夏ならTシャツ
冬ならトレーナー」
…と、だいたいがそんな装いだったりします。
そして、それは
「チンピラみたいな
外見なのに、
会話になれば
無茶苦茶礼儀正しくて、
物腰も柔らか」
…といったギャップを演出し、
相手によりいっそう強烈なインパクトを植えつける
…みたいな、ぼくなりの営業手段──
大袈裟に言えば、
「人生の戦略」
…なのです。
あと、ぼくが時おりスーツを着たら…
それがどんなに大人しめのシックなデザインでも、
「歌舞伎町や
渋谷のセンター街で
徘徊している
怪しげなスカウトマン風」
…にしか見えません。つまり、
「礼儀正しさや
物腰の柔らかさが、
逆に怪しさを
増幅させてしまう」
…がゆえ(笑)、ぼくは普段から、極力
「ラフに見える清潔な恰好」
…を心がけているわけなのですが(※ただし、近所の喫茶室ルノアールやドトールへ仕事しに行くときは、公園に住んでいるヒトと
判別がつかない場合もありますw)、結局のところ
「いくら
ブランドモノで
全身武装しても
スーツ姿の男性
にはかなわない」
…というコンプレックスは、
Gジィさんも街に出たり、
デリヘルに行ったり、
ここ『アグリーアブル』に来たりしたときには
ヒシヒシと実感もしていたりします。
それにしても、
女性がよく口にする
「男のスーツ姿に
キュンってしちゃう!」
…的なセリフって…
一体なんなんですかね?
フーゾクやキャバクラのホムペでも、
「好きなタイプ:スーツが似合う人」
…みたいなこと書いてる子って、
けっこう多いし…。
客層のおそらく大半を占める
サラリーマン層に向けた
「リップサービス」
…って気もしなくはありませんが、
いっぽうそこには
「潜在的な本音」
…が見え隠れしている気もするし…。
いずれにせよ、「スーツ好き」を
公言するフーゾク嬢やキャバ嬢を
ぼくは絶対に指名しません!
話を戻しましょう。
もしかすると、これは
「男は制服を好みがち」
…ってえのと同じような心理なんでしょうか?
OLだとかJKだとかCAだとかの…??
個人的にこの手の制服やコスプレには
まったく興味がないんですけどねぇ…。
「制服」なんかより、
「ボディコンや水着」
…だとか、ドンキあたりで売っている
「ほとんどヒモ状態のエロ下着」
…のほうが全然萌えてしまうGジィさんは、
はたして少数派なのでしょうか?
う〜〜〜〜〜ん…どうも、
今日のコラム…
イマイチがつんとした
方向性が見えてこないですな(^^;;?
…と、こんな風に揺れ動いているぼくが
冒頭に登場した彼に
「ズバッとアドバイス」
…できるハズもないので、ここはまた
ぼくの友人である脳外科医の先生に
参戦していただくことにしましょう!
(※後編へ続く)