Vol.651 ハプバーに通う既婚者のために(中編)
大学時代に所属していたサークルの先輩で、
7年間の交際を経て結婚した夫とも
すでに計20年以上の付き合いになります。
子どもはいなくて、
夫婦仲もそう悪くはないのですが、
彼と一緒にいても、
ときめきがまったくありません。
もう一度、若いころのように
ドキドキワクワクするにはどうすれば…?
できれば不倫以外の解決法をお聞かせください。
つい最近、スケベな男友だちに誘われ、はじめて
「既婚者パーティ」
…ってヤツに参加したとき、
たまたまとなり合わせた
「近所のスーパーで
レジ打ちのパートをしている」
…と、自称する38歳の既婚女性から、
こんな、前回のコラムに登場してくださった
ぼくの元カノのM絵さんと似たような不満を
漏らされてしまいました。
(※いろんな意味でHにまでは到ることができませんでした)
それにしても…
「似たような不満」
…が、こうも高い頻度で
わりと短期間で
耳へと入ってくるってことは…この手の
「漠然とした
モヤモヤする悩み」
…が、もはや夫婦間においては
「スタンダード」
…となってきている証(あかし)…
なのかもしれません。
たしかに、Gジィさんの過去を振り返るかぎり──
どんなに容姿やプロポーションがドンズバで、
しかも肌から
「変態指数」
(※どこからどこまでの性的行為を「変態」とカテゴライズし、NG行為とするかの個人単位による判断基準のこと。
例:アナル舐め=変態→NG)
…に及ぶまで、
「身体の相性が
バッチリの女性」
…であっても、いずれ
「その彼女との
セックスに飽きる瞬間」
…は、確実にやってきた…ような気がします。
すなわち、「身体の相性が悪い女性」と比べたら、
「飽きるまでの期間」
…が多少延命されるだけにすぎないということです。
そういったパートナーとの
「セックスレス問題」
…にまつわる悩みを打ち明けられたとき──
数年前のGジィさんなら、
「そんなん…
不倫(浮気)しちゃえば
いいだけの話じゃん!」
…の一言だけで片づけてきたわけですが、
近年のコンプライアンスに敏感(過敏?)な
ご時世では、安易に口に出すのも
はばかれる助言となりつつあります。
かろうじて、後腐れのない
(原則として)一期一会のシステムを有する
「フーゾクか
ハプバーにでも
行きなさい!」
…くらいのアドバイスがギリセー!?
(※本当に「ギリセー」なのかw???)
しかしながら、こうしたある種の
「割り切った関係」
…にすら、躊躇の念をおぼえてしまう男女だって
少なからず生息するのも、また事実であります。
じゃあ、それに取って代わる代案とは……?
“ハプバー”が発信しているコラムで
ソレを語るのも明らかに矛盾している
…のは承知の上で、次回はその「代案」について
言及してみましょう。
(※後編に続く)