Vol.652 ハプバーに通う既婚者のために(後編) - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.652 ハプバーに通う既婚者のために(後編)

「長年連れ添ってきた

パートナーに対して、

もはや

ドキドキワクワクした

感情を抱けない…」

 

…と嘆く男女が続出するなか、

Gジィさんの知人で、

結婚してもう15年以上も経っているくせに、

 

「さあ今日は

嫁とヤルぞ〜!」

 

…と頬(ほお)をパチパチ叩きながら

眼を爛々と輝かせ、

何度も飲みの席を勇んで

途中退場していった男性がいるのですが…

ぼくはこのヒトこそがれっきとした

 

真の変態」

 

…ではないかと思っています。

 

そして、その「変態的な思考回路」と、

15年経っても、まだセックスに飽きない

彼の「嫁」無限大的なポテンシャル

ちょっぴり羨ましくもなりました。

 

だって、「中編」でもお話ししたとおり、

どんなに「身体の相性がバッチリの女性」

…であっても、

 

「その彼女との

セックスに飽きる瞬間」

 

…は、(ぼくに関するかぎり)確実にやってきたからです。

 

では、(一部の「真の変態」を除く)

人類(と一部哺乳類)に押し寄せてくる

 

「馴化(じゅんか)

 

…なる脳システムに、

我々はどう(あらが)えばいいのでしょう?

 

ぼくの友人である脳外科医の先生は、こう語ります。

 

不倫はダメですよ。ちゃんと家庭内で解決しなきゃ(笑)。最良の方法は、

 

「日常生活に非日常を

取り入れること」

 

──いつもはやらないことをあなたのパートナーと一緒に一度やってはみませんか? 旅行に行くのも◎、ちょっと奮発したレストランでディナーを食べるも◎。ただし、たまたま自宅の近所に洒落たレストランがあったとしても、そこはあえて外して、ある程度は遠出することをおすすめします。

人間は、仮にまったく同じ料理が出てきたとしても、「隣のレストランで食べる」のと、「クルマで1時間かけて行ったレストランで食べる」のとでは、後者のほうが美味しく感じるもの…。

 

「なにか行動を起こして

得た結果のほうが価値がある」

 

…と、脳は認識しがちだからです。「わざわざここを選び、時間までかけて行ったんだから美味しいに違いない」と。

専門的にはこういう脳の特性を

 

「認知的不協和」

 

…と呼びます。

ポイントは「あなたのためにわざわざ選んだのですよ」

 

「わざわざ」

 

…の部分です。また、ここは注意してほしいのですが、この「わざわざ」は、「相手」にではなく「自分」にかけるべき言葉である点を忘れないでください。

たとえば「わざわざこのプレゼントを10万円も出して買ってきたのよ」だったら、それは相手に思い込ませるのではなく、自分で思い込むようにする。

 

「自分がわざわざ

10万円も奮発して

プレゼントを買ってきただけの

ヒトと自分は結婚しているのよ」

 

…と、あらためて自覚するのが重要なんです。自分がそれだけの行動を苦労して起こしたということは、パートナーがそれに相応しいヒトだった…

そう考えれば、自然と相手に愛着も湧いてきますから。

 

あと、友人の脳外科医の先生は、

 

「釣った魚

エサを与えないのは最悪!」

 

…だとも警鐘を鳴らします。

 

「釣った魚には

エサを与えまくる」

 

…のが結婚生活を長く続ける最大のコツ。

 

「相手を変えるより

まずは自分を変える」

 

…という発想を大切にすべき…ってことですね。

 

さらに、先生はこうも付け加えます。

 

「夫婦仲が円満な夫婦」「女性が頼り上手」な傾向にあります。一例を挙げれば

 

「あそこの高い棚に

ある荷物を取ってよ」

 

…っていうお願いは、とても有効。手伝った男性側

 

「このヒトのことが

好きだから

オレは手伝ったんだ!」

 

…と勝手に脳への刷り込みをしてくれるからです。これも相手に認知性不協和を呼び起こす応用法の一つ。

 

「アタシが

面倒臭いから

アンタやってよ!」

 

…じゃあダメ! 女性にとって

 

「肉体的に不利な部分を

フォローしてもらうお願い」

 

…のほうがベター

 

「この荷物…

重いからアナタ持って!」

 

…にすれば、男性側も果然手伝いたくなります。

「精神的依存」ではなく

 

「肉体的不利の依存」

 

…を最大限に利用するわけです。

 

パートナーの嫌な部分

 

「3ない」

 

…でスルーせよ…とも先生は指摘します。

 

ところで、皆さんは

 

「シロクマ抑制目録」

 

…をご存じですか? 人間は

 

「シロクマのことは

考えてもいいけど、

シロクマ以外のことは

考えないでください」

 

…と言われたら、逆に

 

「シロクマのことを

考えずには

いられなくなる」

 

…といった脳の習性のことです。

 

ダイエットしているときに「食べない」

目標を立ててしまうと

 

「食べる」

「ない」が付いている

 

…ため、

 

「食べる」

 

…が先のイメージとして湧いてきてしまう。

 

ゆえに、なにをするにも

 

否定で目標を

立てるべきではない」

 

…というわけです。

 

次に、この「シロクマ抑制目録」

夫婦仲に応用してみましょう。

夫の嫌な部分を「忘れたい」

自分を追い込んでしまったら…

むしろその嫌な部分ばかりに

脳が支配されてしまいます。

なので、嫌な部分を無きものにしたいなら

 

「思い出さない

気にしない

触れない」

 

…の「3ない」が正解! そこにはもう

 

「目をつぶる」

 

…しかありません。

 

「忘れる」「目をつぶる」

 

…は、一見よく似たものに

感じられるかもしれませんが、

じっくり噛み砕いてみれば

ニュアンスは微妙に異なっており、

後者の「目をつぶる」には、

慈愛に満ちた

 

「寛容の精神」

 

…が含まれているのです。

 

以上、いかがでしょう??? もし

 

「こんな聖人めいたこと

実践するのは無理!」

 

…とおっしゃるなら、そんなアナタは…やはり

 

「ハプニングバー」

 

…で、今宵かぎりの濃密な関係を…

享楽的に堪能する…しかないですね。

 

いや、マジで!!!!!