Vol.661 「バツ入り」や「シングルマザー」であることを嘆くハプバーマニアな女性のために… - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.661 「バツ入り」や「シングルマザー」であることを嘆くハプバーマニアな女性のために…

“ハプバー”に行って…

カウンター席で

たまたまとなり合わせた女性と、

それなりに意気投合し…

おたがいの身の上

(そこそこ)明かし合うようなことになったとき、

 

「じつは、アタシ…

バツイチ(or以上?)なんです」

 

…もしくは

 

「じつは、アタシ…

シングルマザーなんです」

 

…と、女性側から

告白されたことはありませんか?

 

Gジィさんは、けっこう頻繁にあります。

そして、そう告白してくる女性は、

たいがいが容姿的には申し分なく、

性格も穏やかな、

 

「素敵な女性」

 

…だったりします。

なのに、彼女(ら)には、

「バツ入り」であったり

「シングルマザー」であったりすることを、

必要以上

 

「大きなビハインド」

 

…だと捉えているネガティブオーラ

口調や態度からただよい、

下手すれば…自(みずか)ら、

今宵一期一会のパートナー選びにおける

男性レベル

 

「ハードルを下げている」

 

…ようなフシさえ見受けられたりします。

 

──となれば、男性を対象にした

“ハプバー”マニュアルとしては、

 

「バツ入りor

シングルマザーは

絶対に狙い目!」

 

…といった定則が成立することになるわけですが、

いっぽうで女性目線に立つと、

 

「せっかくの今宵の相手が

本当にボクでいいんですか?」

 

…と、しおらしい猜疑心

──もっと言ってしまえば

「罪悪感」みたいなものが

Gジィさんの胸中に…

擡(もた)げてきてもしまうのです。

 

このような言い方をするのは

まことに失礼なのですが、

バツ入り

あるいはシングルマザーの皆さまは

 

「一度結婚に

失敗している」

 

…のですから、

「次」慎重になってしまうのも無理はありません。

 

人間というのは、

 

「過去の失敗を過大評価」

 

…してしまう習性があるからです。

 

表現を変えれば

 

「損を多く

見積もるクセがある」

 

──これは

 

「プロスペクト理論」

(※↑不確実性下における決断を迫られた際、得られる利益、

もしくは被る損害および、それら確率を比較したうえで、

人がどのような選択をするかを研究したもの)

 

…と呼ばれており、そのなかには

 

「得をするよりも

損を回避したい」

 

…という意思決定に関するモデルがあるんです。

 

たとえばですね…

 

1万円を必ずもらえるくじ」

「50%の確率で2万円をもらえるくじ」

 

…の二択だったら、皆さんはどちらを選びますか? 

 

「ここは手堅く

1万円をもらいにいこう」

 

…とお考えになった人が多いのではないでしょうか? 

 

じゃあ、今度は…仮に

 

「1万円の罰金を支払う」

 

…とします。その罰金

 

「無視し続けていたら

払わなくて

済むかもしれないけど、

もし、未払いがバレたら

2万円の罰金を

払わなければいけない」

 

──さらに、それらの確率が

 

「それぞれ50%」

 

…だとすれば、どうします? 

 

「罰金を払うのはだから

50%の勝負に出よう!」

 

…って気持ちになりませんか?

 

じつは大半の人が、

「もらえるときは確実にもらえるほう」を選んで、

「支払わなければいけないときは

あわよくば支払わなくて済むほう」

逃げてしまうものなのです。

 

「得をするときの1万円と

損をするときの1万円は、

貨幣価値こそ同じですが、

人間心理に与える影響は

同じではない」

 

…ということ。

 

このように、ただでさえ人は

 

「損をする」

 

…イメージに縛られがちなので、

とくにバツの入っている人

 

「結婚したときの幸せ」

 

…よりも、むしろ

 

「また離婚して

しまったときのつらさ」

 

…を多く見積もってしまう傾向があるのでしょう。

 

「なにかが変化する」

…とき、人間は前頭葉を猛烈に使って、

いろんなことを判断しなければなりません。

また同時に、それはとても疲れる行為でもあります。

 

あと、生命体である以上、

とくに、お子さんがおられる女性

「種の保存本能」が働き、

 

「子を守る」

 

…という「母性」が強くなってきます。だから

 

「他人である男より

自分で出産した

子どものほうが大事!」

 

…と、マインド

おのずと切り替わっていくのも

当然なのではないでしょうか。

 

ここで、誤解を恐れず助言させてもらいますが、

 

「なんとなく再婚したいな…」

 

…程度の想いなら、ぼくは

 

「別に無理して

相手を探さなくてもいい」

 

…と思います。我々の人生は、

 

「戦国時代あたりだと

50歳くらいが寿命」

 

…だったけど、現代は下手すりゃ

 

「百歳まで生きられる時代」

 

…なので、焦ることはありません。

 

それでも、アナタの慎重さを解き放ち、

本気で婚活に励みたいのであったら、

 

「自分を変える」

 

…しかありません。まずは

 

「結婚に抱いている

マイナスの

イメージを払拭する」

 

…ことから始めてみてはいかがでしょう?

「離婚」失敗だと解釈せず、

 

「一生を

添え遂げられない人と

ちゃんと別れられた」

 

「離婚する方法を

見つけることができた」

 

「男性と上手く行かない

理由を一つ知った」

 

…と解釈してみる。だからこそ

 

「今度は大丈夫!」

 

──「離婚」という経験値を人生の自信にして、

次は前回とはまったく

逆のアプローチで結婚へと向かえばいい。

 

ここ“ハプバー”

 

「前のダンナさんとは

全然違ったタイプの男性を

あえて選んでみる」

 

…といった訓練を重ねてみるのも有効かもしれません。

 

この手の思い込みって、意外と重要なんですよ。

 

「口に出したものが

言霊(ことだま)になる」

 

…という昔の秀逸な(ことわざ)を、

しっかりと肝に銘じてみてください!!!

 

【結論】

「離婚」の経験値を人生の自信にして、

これからは真逆のアプローチで

「結婚」を捉えてみよう!