Vol.750 カツラの是非
20代…いや、30代のころは──
「禿げたらハゲたで
スキンヘッドにでも
すりゃいいや!」
…などとイキがり気味に開き直って、
「養毛」
「育毛」
「発毛」
…なんてヘアケア的な発想には目もくれず…
銀や水色や黄緑etc.…の
「カラーリング」
…で、髪を自虐的なまでに
徹底して痛めつけては、
「即物的なモテOnly」
…に標準を合わせ…
ただただ、ひた走っておりました。
しかし、40代になって…いざ
「髪がじわじわと
薄くなっていくプロセス」
…をなんとなく自覚し始めてきたりすると、
「まだスキンヘッドは
早いのではないか?」
「あと一回くらいは
長髪にもチャレンジ
できるのではないか?」
…といった20代30代の
「潔(いさぎよ)さ」とは
対極となる、歯切れの悪い
「執着心」
…みたいなものが芽生えてくるものであります。
そして、50代になると…
髪密度の低い部分に
まだ比較的髪密度が高い部分の髪束を
精一杯伸ばして、
撫でつける──いわゆるところの
「すだれ頭」
…のオジサンのことをあざ笑うことなど
とてもじゃないが、
できるわけもなく…むしろ、
「うん!その気持ち…
すご〜くよくわかります!!」
…と、共感の念をおぼえながら、
オシャレな美容室に通って、
ちょっとだけハイテクニックな…
でも、着眼はまったく同じな
「すだれ頭」にチャレンジし──
もはや焼け石に水でしかない
『リ◯ップ』
…を髪密度の低い部分に振りかける、
まさしく読んで字のごとく
「不毛」
…な努力を積み重ね続けてきました。
そして、アラカンになって…
たとえば、たった1年前のインスタでも
見る見る激減している
自身の毛髪量を目の当たりにすると…
「そろそろ諦(あきら)めどき?
それとも…
なにか抜本的な対策が必要?」
…などと、悩んでしまいます。
かといって…(現時点では)
「カツラ」
…だけは…やっぱ、イヤですね〜〜!
いくら昨今のカツラ業界は
「日進月歩」
…でかなり精巧であるとはいえ、
「カツラはカツラ!」
──しょせん人造物ってことですから…。
あと、カツラは一度頼ってしまったら最後!
「一生付き合わなけれなならない
=カスタムアップに延々お金がかかる」
…わけですし…。だって、ヤメちゃったら
「イッキに髪が減っちゃう」
…わけでしょ!?
じゃあ、どーすればいいの?
結局のところは、
「スキンヘッド」
…に落ち着くのか…???
ただ、コレはコレでけっこう
毎日バリカンかけなきゃで
面倒臭そうだしなぁ…。
とりあえず、もう2〜3年は
ダマしダマシ…
「オールバック
スタイルのすだれ頭」
…で乗り越えるしかないようです(T . T)
今日は、なんか…
愚痴っぽいコラムになってしまい、
申し訳御座いませんでしたm(__)m
喫茶店のトイレの鏡で
自分の顔(髪)を眺めていたら、
急にふと寂しくなってしまったので…。
そーいうことってあるじゃないですか〜!
明日からは、もっと
「ポジティブな原稿」
…が書けるよう頑張ります(^^)/