来店
予告
ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.787 あるグラフィティアートに対する個人的な苦言

今日は(今日もw?)…ここ“ハプバー”とは

なかなかに関連性を見い出しづらい

 

「社会性強いテーマ」

 

…について、真面目

書かせていただきたいと思います。

 

いや…いつもは「真面目に書いていない」

ってわけじゃないんですよ(汗)。

いつだってぼくは、このコラム

フィーチャリングしている

 

「どーだっていい…

っちゃ、どーだっていい

エロネタ」

 

…に対して、いつも

「真面目」に取り組んでおりますし(本当!)──

ただ、いつもとは…

 

「調理する素材次元

やや異なっている?」

 

…っていうか…いずれにせよ、

お時間のある御仁お付き合いのほど、

よろしくお願いいたしますm(__)m

 

さて! JR大井町駅すぐそばにある、

飲食店が密集する昔ながらの横丁の一角に

ひっそり設置されている…

ぼくがたま〜に利用する

 

「喫煙スペース」

 

…がありまして…そこは、

令和2年4月1日から

東京都内施行された

 

「受動喫煙防止条例」

 

…以降、横丁内にある

多くの小料理屋スナックなどで、

 

「店内全面禁煙」

 

…を(やむを得ず?)強いられた

スモーカーたちにとっては、

 

「秘やかなる

秘密基地的憩いの場」

 

…なのでありました。

 

ところが! 久々に

その「喫煙スペース」に行ってみたら…

なんと!! サイケデリック色彩

 

「グラフィティアート」

 

…らしき “作品” が、壁三面にわたって

ドカンと描かれておったのです。

 

 

しかも、その端っこには…

ご丁寧本 “作品” の、

 

「QRコード付き

ステートメント」

(※註:ステートメント=アーティストの作品群に共通する

コンセプトなどを論述したもの)

 

…までが、ひっそりと貼られてあって…!?

 

ちなみに、「グラフィティアート」とは──

 

「スプレーやペン・筆などを用いて、

電車の車両や高架下の壁…etc.の

“公共の場” に描かれた文字や絵の

『グラフィティ=落書き』のこと」

 

…を指し、それが「芸術」として

認識された場合──

その「落書き」

「グラフィティアート」

呼ばれることになるわけです。

 

つまり、逆の見方をすれば、

 

「描いた本人が『コレはアートだ!』

と認定しさえすれば、どんなチンケな

 “落書き” でも “芸術” となりうる」

 

…わけで、この喫煙スペースの「落書き」も、

端っこステートメントが貼られている以上…

(※まがいなりにも作家本人にとっては)

 

「ゲージュツ」

 

…として成立しちゃっている…

ってことになるのです。

 

だがしかし! ここの喫煙スペース

 

「ビリビリに破れた

レトロなポスターや、

(本物の)落書きが

雑多に描き散らされた…

裏ぶれたオーラが醸す、

喫煙に対する背徳感とエレジー」

 

…がお気に入りだった

Gジィさんとしては…この

 

「アーティステイック

リニューアルされたスペース」

 

…は、イマイチ馴染むことができず…

 

「自分だけの隠れ家的スポットを

安易なる『アート』のお題目で

踏み躙(にじ)られた悲しい気分」

 

…になってしまいました。

ここ “ハプバー” に例えると、

 

「いちゃいちゃとねちっこく

乳繰(ちちく)り合っている

カップルにいきなり

割って入ってきて…

『もっと健全に行こうぜ!』

…と、スポーツセックス

強要する男」

 

…みたいな感じでしょうか。

チョット違いますかね(笑)?

…いやいや!

 

「独善的」

 

…って意味では、

そこまで的外れでもないと思います!

 

だって、めっちゃムカつくじゃないですか!!

それなりの時間をかけて温めてきたモノを…

突如独りよがりマイルールを引っ下げながら

乱入してきて、ブチ壊されちゃうのって…!

 

しかも、本人に悪意がない──

「自分は正しいことをしている!」

思い込んじゃってしまっているぶん…より

 

「厄介(やっかい)

 

…だと言えるのかもしれません。

 

皆さんも“ハプバー”で…知らぬ間に

そーいうことをヤッてはいないか…

胸に手を当てて、

今一度振り返ってみましょう。

ぼくも充分に気をつけることにしますm(__)m

 

で、話を戻しますが…

「グラフィティアート」世界には、

 

「自分より上手い

グラフィティの上には

描いてはならない!」

 

…という “暗黙のルール” があるそうですが──

だとしたら、

 

「長い時間を経て

 “上塗り” を重ねてきた

 “いたずら描き” の数々に

よって…ある意味、

完成されていた

アングラな空間づくり」

 

…を、なんでもかんでも「アート」と銘打って

台無しにしてしまう行為は、

いかがなものなのでしょう?

 

ぼくの審美眼いささかおかしい

と、前提したうえで断言させていただくと、

今回 “作品” “以前” より

 

「優れているとは

どうしても思えない」

 

…となれば、すなわちその行為──

公共の場を勝手「キャンバス」と見做し、

そこで勝手「アート」しちゃう行為は、

(※少なくともGジィさんアンパイアからすれば)

 

「ルール違反」

 

…だと、ジャッジせざるを得ないのです。

 

自治体横丁組合(※←そういう組織が実在するか

しないかは定かじゃありませんけど)あたりからの

正式 “依頼” があった…もしくは、

 “許可” でもきちんと取ったのであれば…

 

「これも時代の流れか…」

 

…と、諦めることもできるのですが…???