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Vol.38 「熟女」について

ここ20年、いや30年以上──AV業界で、スポーツ新聞や夕刊紙のエロコーナーで、実話を含む週刊誌業界で…「今、熟女がアツい!」なんてキャッチコピーを何度ぐらい目にしたことでしょう。ぼくは少なく見積もっても「ほぼ毎年」目の当たりにしているような印象すら拭えません。むしろ、ブームが廃れた時期ってヤツを教えてもらいたいほど、熟女は常にアツかったりします。

 

なぜ、こうも熟女は安定した人気を得ることができるのか? そんな話を過去、某大手アダルトビデオメーカーの女性広報さんから伺ったことがあるので、今日はその一部をこのブログにて再現してみました。

 

――今でもアダルト業界で「熟女モノ」は人気なの?

 

広報さん:「圧倒的」と言っていいほどの高い人気をキープし続けています。そこで、「どうして熟女モノが売れるのか?」を私なりに検証してみたところ、以下の4つの理由が判明したんです。

 

――ほう!

 

広報さん:まず1つめは「とにかくエロい」。 男性なら年を取ってモテなくなっても、最悪風俗には行くことができますよね? でも、女性は結婚して家庭に入ってしまうと、家事・育児などで行動が制限され、浮気もできず「相手をしてくれる男性」はダンナだけとなり、セックスレスなどで性欲が溜まりに溜まってしまうのです。そんな素人熟女さんが出演するAVを見ると、ここぞとばかりに乱れまくり、若い子が演技で喘いでいる姿とはワケが違うのがわかります。

 

――なるほど! わかる気がする…。

 

広報さん:2つめが「ギャップ」。 たとえば、大人しそうな女性がいざセックスとなると、たちまち淫乱になる“別の顔”を持っていることに、男性ってエロさを感じるじゃないですか。「こんな奥さんがあんなエロいことするなんて!」というギャップも、それと同種類。また、男性は「寝取り・寝取られ願望」を持っているケースが多く、いかにも人妻な感じの熟女を主役とするAVは「自分の妻が…」「誰かの妻を…」的な歪んだ嫉妬心や征服欲を刺激するのです。

 

――たしかに、作品中パッと見は地味な奥さんが、派手なセクシー下着なんかを身につけていただけでも思わずドキッとしちゃう…つまりがそういうこと?

 

広報さん:そういうことです。そして、3つめは「美魔女の登場」。「美魔女」とは「年齢不相応の若さを保っている女性」のことを指しますが、かつて、40代でAVに出演する女優さんは年齢相応に体型が崩れた“普通のおばさん”ばかりで、その手のAVはマニア向けのキワモノでしかありませんでした。しかし、美魔女は違います。「この年齢でこの美貌はすごい!」と従来にはなかった、これまでにない異種のギャップに男性は驚き、そんな新鮮なギャップをもった女性とセックスをしてみたくなるわけです。ちなみに、昨今はロリータフェイスと熟し切った豊満ボディを兼ね備えた女優さんが人気なようです。

 

――「ロリータ顔の豊満ボディ」は、ぼくの大好物! そこに一つめの「とにかくエロい」が加わったら、もう最強だわ…。

 

広報さん:ご納得いただけて幸いです。じゃあ、最後に。4つめは「視聴者の高齢化」。これが熟女モノが廃れない最大の理由だと私はにらんでいます。昔は老いも若きもAVを買うなり借りるなりして鑑賞していたのですが、ネット環境がここまで進歩した昨今、AVは検索さえすれば、なんぼでも無料で観放題だったりします。ただ、ネットに弱い中高年の男性は、こういった“検索作業”を億劫に感じ、いまだAVを購入してから観る人が多いみたいです。さらに、中高年の男性で「若い女性としたい願望」を持つ男性はどちらかと言えば少数派で、「若い女性はよくわからないから、やっぱりある程度の年輪を重ねた女性としたい」男性のほうが多い…といった背景から、熟女AVが相対的に売り上げを伸ばしているのではないでしょうか。

 

 ――う〜ん、さすが素晴らしい分析力だ…。

 

広報さん:結局、熟女モノの魅力とは「母性溢れる熟年女性が、セックスのときだけ性欲を爆発させる」ことにあるのです。

 

“ハプバー”マニアの熟女&熟男の皆さま、「若さ」という一側面に妙なコンプレックスなんぞ抱くことなく、自身の“等身大”な魅力を、胸を張ってアピールしてみてはいかがでしょう?