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Vol.58 由美かおるについて

つい先ごろ、「昭和の美人女優ランキング」に関して、アレコレと言及したコラムを寄稿したばかりですけど、そのときは惜しくもベスト10入りを逃し、11位の座に甘んじてしまった由美かおるさんについて、あまり触れることができなかったのがとても消化不良な感じだったので、だから今日はその由美かおるさんに、とことんまでスポットを当ててみようかと心に決めた次第であります。

 

ぼくら中高年世代にとって、由美かおるさんはまごうことなき

 

「永遠のセクシーシンボル」

 

──ちなみに「セクシーシンボル」とは、昨今の#MeToo的な風潮を考慮したうえで勝手にでっち上げた造語です。還暦前後の殿方にはもっとダイレクトに

 

「セックスシンボル」

「オナペット」

 

…と表したほうがしっくりくるのかもしれません。

 

ぼくがまだ小学生や中学生くらいのころから、当時でも一般公開されていた“ちゃんとした”映画とかで、見事な形をした乳房をあらわとするシーンにも果敢にチャレンジしていた…記憶があります。本当に綺麗で、思春期の男子たちにはいささか刺激が強すぎる完璧なるプロポーションでした。

 

そして、その“毒”な肢体は、多くのポルノ女優のように地下に潜ることも“脱ぎ”を封印することもなく、しばし地上波でもギリギリのラインで需要され、1986年からはとうとう、あの『水戸黄門』での入浴シーンが定番化し、出演開始から25年目の節目となった2010年にみずから降板するまで、通算200回以上もお風呂に入り続けたとのこと。同じ俳優が同じシーンを演じた回数が最多だったため、ギネス申請も検討したそうです。

 

「由美」に「かおる」

 

…と、(昭和目線では)いかにもエロティックな響きの名が連続するのがいい(※「松尾スズキ」のファーストネーム・バージョン?)。そんな由美かおるさんのスリーサイズ(B86・W 58・H 86)は、デビュー時から70歳となった現在でもほとんど変わっていないといいます。『西野バレエ団』出身のガチなバレエダンサーだったという過去も、衰えぬ肉体を支える一つの要因であるのは間違いありません。凛とした“姿勢の良さ”は人の見た目を最低でも10歳は若返らせるのです。

 

とある婦人向け老舗雑誌を母体とするネットメディアが由美かおるさんのロングインタビューを配信しておりました。さすがのじつにセンスのいい人選で、原稿の内容もしっかりとしていました。インタビュー中、由美かおるさんはこう語っています。

 

「長い人生、いろいろありますが、若い頃、父から『周囲に流されず、時が来たら自分の魅力を出せるよう頑張りなさい。そして皆を引っ張っていく存在になりなさい』と励まされたことがあります」

 

インディペンデンスなスタンスで芸能界を長く生き続け、いまだ“現役オーラ”を全身からムンムンと放ちまくる由美かおるさんの「自分の魅力を出すべき時」は、まだ何度だって「来る」に違いありません。