Vol.85 ハプバーは最高の失恋レストラン? – ハプバー(ハプニングバー)  agreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.85 ハプバーは最高の失恋レストラン?

とあるランキング専門サイトが、10〜30代を対象に行なった

 

「2021年最新【泣ける】失恋ソング名曲ランキング<邦楽>」

 

…的な主旨の記事を配信しておりました。

とりあえずは、その「TOP10」を以下に紹介してみます。

 

1位:『Pretender』 Official髭男dism

2位:『猫』 DISH//

3位:『ハッピーエンド』 back number

4位:『白日』 King Gnu

5位:『Love Story』 安室奈美恵

6位:『恋をしたから』 あいみょん

7位:『失恋〜君は今、幸せですか?〜』 ソナーポケット

8位:『ラストシーン』 いきものがかり

9位:『メトロノーム』 米津玄師

9位(同率):『夜空。Feat.ハジー』 miwa

 

さて。皆さまは、これら一連のラインナップを見て、どのような印象をお持ちになったことでしょう? 10〜30代のヤングな方々は「わかるわかる〜!」って感じなんでしょうか? 

 

正直な話、ぼくはどれも全然ピンときませんでした。「ピンとこなかった」どころか、知っている曲すら一曲もありませんでした。いくら、息子や娘くらいの(下手すりゃ孫くらいの?)年ごろの子たちが対象だったとはいえ、「失恋」という一世一代の“イベント”と向き合う感性に、ここまでの世代間ギャップが生じるとは!? いやはや、私もおっさんになっちゃったんだなぁ…と、つくづく痛感してしまいます。

 

我々アラカン世代にはとってもっともポピュラーで、おそらく恋にやぶれたときに誰もが一度は(もしくは何度も繰り返して)聴いたことがあるに違いない、「失恋ソング」の定番中の定番とくれば…やはり

 

『失恋レストラン』

 

…ですよね?

 

作詞&作曲は、あのつのだ☆ひろ大先生! 「失恋」したときに若者が入り浸る「喫茶店」でもなく「バー」でもない「レストラン」の心象風景を、違法薬物や轢き逃げなどで何度も警察のお世話になっている、あの清水健太郎さんが朗々と唄い上げた、エレジー感あふるる昭和歌謡の名曲であります。

 

タイトルにまんま「失恋」なるワードが組み込まれているのが、まず直球ド真ん中すぎて素晴らしい!

 

そのレストランでは「悲しけりゃここでお泣きよ」と、愛で壊した心をやさしく包む椅子も、涙拭くハンカチも用意されており、しかも「ポッカリ空いた胸の奥につめこむメシを食べさせてくれる」んだとか…。

 

そんな失恋レストランには、好きな女に裏切られて笑いを忘れた道化師たちをはじめとし、いろんな人がやってくるといいます。

 

そして、そのレストランのマスターは「涙忘れるカクテル」をつくってくれたり、「痛みを癒すラプソティー」をうたってくれたり、ラストオーダーには「失恋までのフルコース」を演出してくれたりするのです。

 

コレって、まるで“ハプバー”じゃないですか! ここのマスターのまつさんなら「涙忘れるカクテル」とか、マジつくってくれそうだし…。さすがにラプソティーまでは歌ってくれないでしょうけど(笑)。じゃあ「「ポッカリ空いた胸の奥につめこむメシ」とは、果たして??? もちろんのこと、それは

 

「新しい女性との刺激的かつ濃厚な出会い」

 

…です。

 

こうした「フルコース」を「ねぇーマスター ねぇマスター ねぇマスター はやく〜」とせがむ客──そう。愛をなくした手品師は、恋の魔術をもう使えないのですから…。

 

“ハプバー”という名の「失恋レストラン」に足を運べば、あなたが「愛で壊した心」だって、ちっとは早めに完治できるのかもしれません?