Vol.91 「シニア毛」にご用心!? - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.91 「シニア毛」にご用心!?

皆さんは「シニア毛」ってやつをご存知でしょうか?

 

「シニア毛」とは、とある男性専門の医療脱毛クリニックが命名した造語で、

 

「40代あたりから年齢を重ねるにつれ、とくに男性の耳毛・眉毛・鼻毛…などに目立つ、一部の濃くて、太くて、長い毛」

 

…のことであります。

 

ではなぜ、老化とともに、そんな男性の突出毛は増えてきてしまうのか? 理由は「毛周期が長くなる」から。

 

本来、一定の長さになると抜け落ちるはずの毛が、加齢(老化)に伴い毛根にある毛乳頭周辺の「毛母細胞」という細胞組織が衰えることによって、毛の生え変わり周期(毛周期)が長くなり、若いときには産毛のうちに抜け生えしていた毛がなかなか抜けず、濃く太く成長し「毛が長く伸びてしまっている」ように見え、目立つようになる…らしい。

 

なるほど…還暦間際なぼくの髪の毛は日に日にどんどん抜け落ちていくのに、“どーだっていい毛”だけが「抜けずに濃く太く成長してしまう」とは、まことにもって皮肉な話ではありませんか!

 

ぼくと同世代の男性なら、もう十分に承知かと推測されますが、これらの「三大シニア毛(=どうだっていい毛)」のなかでもやっかいなのは「耳毛」です。

 

これはぼくの持論なんですけど、

 

男性が外見でもっとも外見で気を配るべきなのは「眉毛」

 

であり、眉下のムダ毛をホンの1ミリ程度剃ったりカットしただけで(※逆に眉上をいじるのは厳禁!)、まるで魔法をかけられたかのごとく、鏡に映る顔つきは明らかにガラッと凛々しくなります。ゆえに、眉毛は(少なくともぼくは)比較的マメにチェックもお手入れもしている…。

 

また、恋愛系のマニュアル雑誌やサイトでもよく警告がなされているとおり、

 

デート中の鼻毛は命取り!

 

…であり、女性は(男性も?)「たった一本の鼻毛を相手に確認できてしまっただけで百年の恋も冷めてしまう」ため、定期的な「鼻毛」チェックにも余念がない。ゼロコンマ数ミリでも鼻毛がのぞき見えでもしたら、まるで親の仇かのごとく執拗に、右の鼻の穴なら左手の、左の鼻の穴なら右手の親指と人差し指を鼻の穴にグリグリ突っ込み、ブチブチと豪快に抜きまくり、その都度止まらないくしゃみに悩まされもするけど…が、耳毛は正直なところ、ほぼノーチェックだったりします。

 

前出の「とある男性専門の医療脱毛クリニック」が行った意識調査によると、「耳毛処理をしている男性」は33.3%にとどまり、じつに半数近い男性(49.4%)が「自分の耳毛には無頓着」であることが判明したといいます。そう! 眉毛や鼻毛と違って、

 

耳毛は(鏡の前で)正面から対面できないからチェックが困難で、「チェックが困難」ということは、おのずとお手入れの難易度も高くなってしまう

 

…のです。

 

昨今は男性のあいだでも、ヒゲをはじめとする腕毛やすね毛や胸毛の処理はおろか、寝たきりになってしまった場合の将来を見越して、あらかじめアンダーヘアとかのVIO周辺をツルンツルンにしておく「介護脱毛」etc.…と、ちょっとした“脱毛ブーム”が押し寄せつつある様相ですが、

 

「“ハプバー”で、あと一花咲かせたい」

 

…とひそやかに目論む、まだほのかな色気と野心を残したままのオーバー40代男性にとっては、「将来を見越す」前に「今の(着衣状態での清潔感をキープする」ため、三大シニア毛の医療脱毛にチャレンジしてみるのも…もしかしたら“アリ”なのかもしれません。

 

男性経験に長けたテクニカルな女性に耳を舌で愛撫してもらった際、そこから陰毛のような耳毛が一本、ひょろんと生えていたりしてたら、彼女も興醒めでしょうしね…(笑)。