Vol.121 「合コン」の定義 - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

来店
予告
ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.121 「合コン」の定義

皆さんは「合コン」に行ったことはありますか?

 

ここ“ハプバー”で日々繰り広げられるディープな出会いだって

 

「一種の合コンのようなもの」

 

…といった解釈もできなくはありませんが(笑)、今日ぼくが言ってる「合コン」とは、いわゆる渋谷だとか恵比寿だとか銀座だとかで、よく開催されているスタンダードな合コンのことです。

 

とある老舗系女性ファッション誌を母体とするネットサイトが「合コン経験者の割合」や「合コンあるある」……など、合コンにまつわるアレコレを紹介する記事を配信しておりました。

 

そして、ソレを見て驚いたのが、全国15歳〜49歳の未婚男女1000人を対象に行ったアンケート調査によって弾き出された、以下の質問に対する回答の統計です。

 

Q.合コンに参加したことがありますか?

 

結果は、なんと!

 

はい:32%

いいえ:68%

 

じつに7割弱の男女が「合コン未経験者」! マジすか!? 40代の男女ですら「はい」と答えたのは「39%」と、4割にも満たない

体たらく(笑)? 「合コンに参加したことありますか?」と問われれば、

 

「少なく見積もっても100回は

参加したことあります。

50歳を越えてからも、控えめに見積もって

20回くらいは行きました」

 

…と即答できる還暦間際のぼくとしては、かなり想定外な数字でありました。

 

まあ、やるヒトは週一のペースにもめげずにヤリまくり、やらないヒトにとってはまったく縁遠い、もしくは食指が動かない、

意外と二極分散型の催しなのかもしれません…「合コン」ってヤツは。

 

…と、そんな脳天気なことをうつらうつら考えていたら、

 

「そもそも合コンの定義とは、

一体どういうものなのか?」

 

…という根源的な疑問にぶつかってしまいました。

 

ぼくが「これまで100回は参加して50歳を越えても20回くらいは行ったことがある」とカウントしてた合コンは、もしかすると「合コン」ではなく、単なる「男女混合の飲み会」だったのかもしれない、と。

 

…ってなわけで、ここで「合コン」と聞いて、ざっと頭に思い浮かぶ定則をあらためて書き並べてみましょう。

 

・幹事が存在する

・前提として幹事以外の男性グループと女性グループは初対面

・参加人数は男女グループごと最低3人以上

・最初に自己紹介タイムが必ずスケジューリングされる

・極力、男女グループ共の参加人数は同数に

・基本として参加メンバーは彼氏・彼女探しを目的とする

・↑ゆえに“お開き”後には「成果の有無」が生じる

・↑ゆえに「駆け引き」や「出し抜き合い」が飛び交うことも…

 

…と、おおよそではこんな感じ…ですかね? ならば「私がこれまでに参加した合コン回数」は前述の半分程度になってくる──たいがいの場合は、幹事なんていないし、男女の各人数もバラバラだし、すでに顔見知りの女性もたくさんいたし、「成果」という概念もなく、「駆け引き」や「出し抜き合い」といったスリリングなシチュエーションとも無縁…ただ、のんべんだらりと

「女性も参加している席」で飲んでいるだけなのですから。

 

とどのつまりが「合コン」とは、

 

「今回の会合は合コンです!」

 

…といった参加メンバー全員のコンセンサスが一番大切なのであり、そう“宣言”することによって、その“イベント”に公式試合のような独特の緊張感がただようのではないでしょうか?