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Vol.177 役には立たないけど、さりげない話題のきっかけに使えるネタ

とある老舗の写真週刊誌が運営するニュースサイトが、なかなかに面白いネタ記事をネット上に配信しておりました。タイトルは

 

『テレビマン100人が回答

「起用したいMC」

2位は安定の内村光良、

1位は?

「ギャラ80万円でコスパよし」』

 

…であります。(※2位だけをタイトルで公表し、1位は本文で…という今流行りのパターンであります)

 

とりあえずは、その「ベスト5」をご覧になってみてください。

 

1位:川島 明

2位:内村光良

3位:河合郁人

4位:渋谷凪咲

5位:指原莉乃

 

ぼくは「テレビマン」ではないので、このアンケート結果がなんであろうと、とくにぼくの仕事や実生活がどう変わるわけでもない──ぶっちゃけ、まったく役に立たない情報だったりします。にもかかわらず(単純に)「面白い!」と感じた理由は、同ランキングがぼくの予測をことごとく裏切ってくれた点にあります。

 

普通だと、

 

1位:タモリ

2位:内村光良

3位:松本人志

4位:有吉弘行

5位:浜田雅功

 

…みたいな順位を想像するんじゃないですかね? 

 

たしかに1位の川島明さんは昨年あたりからそのMC力と響きのある低音ボイスが急速に評価されつつありますが、それでもベスト10入りがせいぜい…といったイメージ? 3位と4位にランクインされた

河合郁人さん・渋谷凪咲さん……なるヒトたちにいたっては、正直申してぼくは名前すら知りませんでした。

 

ちなみに、これらのサプライズな人材が“重宝”されている理由は、以下のとおりです。

 

【総論】

「(今のご時世)大掛かりなセットやロケは敬遠されがちで、なるべくコンパクトに仕上げられるコンテンツが優先される。当然、製作費も縮小傾向ですから、出演者も大物タレントよりコスパに優れたタレントが優先されていますね」(某局プロデューサー)

 

【川島明さんが重宝される理由】

「(現在メインMCを務めている)『ラヴィット!』(TBS系)は苦戦中ですが、少し毒があって、トレンドになりそうな発言も的確に出てきます。女性視聴者から嫌悪感を持たれていないのも魅力」(テレビ局編成担当)

 

【河合郁人さんが重宝される理由】

「この2年ほどで、急速に司会者としての仕事を増やしています。どんな立ち位置でも無駄にこなせるし、ゲストを立ててしゃしゃり出ないところに好感が持てます」(テレビ局編成担当)

 

【渋谷凪咲さんが重宝される理由】

「一人では厳しくても、誰かと組めばいまや最強かも? (とにかく)潜在力がピカイチなんです。渋谷さんの緩さは番組のいいエッセンスになる」(制作会社ディレクター)]

 

なるほど…「将来性」「ギャラの価格」を両天秤にはかったうえで熟考された“回答”だったがゆえ、こんなにも見慣れないラインナップになっちゃったんですな? 猛烈に納得であります!

 

調査を“する側”にも“される側”にも真摯な姿勢を感じ取ることができる、素晴らしいアンケートだと思いました。

「対象者数が100人」といった“こじんまり感”も悪くない。「テキトーにパパッと答える1000人」から取ったアンケートより「じっくりと腰を据えて答える100人」から取ったアンケートのほうが、(少なくとも)ぼくにとっては読みごたえもぐんとアップするわけです。

 

さっき、ぼくは「ぶっちゃけ、(自分には)まったく役に立たない情報だったりする」と書きましたけど、こうも意表を突かれたランキングだと、たとえば、ここ“ハプバー”でも

 

「じつは、テレビ局側が今起用

したいタレントさんって

◯◯らしいよ。知ってた?」

 

……くらいに“コミュニケーションツール”としては機能するのかもしれません。なんかエセギョーカイ人っぽくて嫌な感じではあるのですが…(笑)?