Vol.181 恋愛マニュアルの錬金術 – ハプニングバー  agreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.181 恋愛マニュアルの錬金術

とある女性向けの恋愛系ネットサイトが、

 

『すべての男を虜にするモテ女子の特徴』

 

…みたいなタイトルの記事を配信しておりました。さっそくクリックしてスクロールしてみたら、

 

・清潔感がある

・愚痴や悪口を言わない

・感謝や喜びを伝えられる

・いつも笑顔で愛嬌がある

 

…なんてことが書いてありました。

 

たしかに、この4つの要素をすべて兼ね備えた

パーフェクトな女子なら、さぞかし男からもモテるでしょう。間違ったことは言っちゃあいない…が、もう何十回、何百回もネット上で目の当たりにしたことがあるくらいに使い古された、

「またコレかよ」的な既視感だけしかよぎらない、見事なまでに

 

「毒にも薬にもならない」

 

内容の典型であります。

 

そして、本記事の途中にあった

「この記事も読まれています」と表記されたリンク部分も、ついでに(よせばいいのにw)クリックしてみると、

 

『「この子と付き合いたい!」

全男が落ちてしまうモテ女の共通点』

 

…みたいなタイトルの記事に辿り着きました。またさっそくスクロールしてみたら、

 

・他人を下に見ない

・気配り上手

・いつも笑顔

・礼儀正しい

・一緒にいて安心できる

・自分磨きをしている

・人として常識がある

・周りの人に気遣いができる

 

…なんてことが書いてありました。

 

たしかに、この8つの要素をすべて兼ね備えた

パーフェクトな女子なら、さぞかし男からもモテるでしょう。やはり、間違ったことは言っちゃあいない…が、「いつも笑顔」は完ペキに前の記事とダブってるし、「気配り上手」「周りの人に気遣いができる」にいたっては、一本の記事のなかでダブっている。さらに、前の記事も後の記事も広義に解釈すれば、言ってることの

方向性もほぼ一緒で、相当に似通っていたりします。

 

うるさ型の一読者としては、つい

 

「喝!」

 

…のひと言も入れたくなってしまう“やっつけ仕事”でありますが(笑)…その反面、タイトルや小見出しの表現をちょこっと変えるだけで、下手すりゃ片手で数えられる程度の「モテセオリー」だけを武器に、同じサイト内でも複数の記事を、ひいては有象無象の恋愛サイトに何十・何百もの「マニュアル」を生み出す、そのもはや錬金術にも近い、ある種の“特殊技術”は…じつのところ、わりとすごいのではないか…とも思いました。

 

奇をてらったものばかりを、疲弊しながら重箱の隅をつつくかのごとく常に探し求めるだけではなく「普遍的な正解」を、あらゆる形容手段を駆使して、何度も何度も口酸っぱく繰り返す──こういう反復的なインプリンティング学習を促す提言も、ときには読者にとって有益となるのかもしれません。ここ“ハプバー”だと、

 

「女性の嫌がる行為はやめましょう」

 

「強引なエスコートは禁物」

 

「ジェントルでアダルトな

対応こそが一番の早道」

 

…みたいな???

 

いや〜、ひとつ勉強になりました! 

嫌味とかお世辞は一切抜きで…であります!?