Vol.243 「サラリーマン川柳」消滅の日 – ハプバー(ハプニングバー)  agreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.243 「サラリーマン川柳」消滅の日

今年も5月末に、

 

『第35回第一生命

サラリーマン川柳コンクール』

…のベスト10が発表されました。

 

とりあえずは、最新の第1位作品…と、その他、Gジィさんお気に入りの作品の何本かを以下に紹介しておきましょう。

 

[第1位]

8時だよ!! 昔は集合 今閉店(山のパン屋/30代)

 

[第3位]

にこやかに マスクの下で 『うっせぇわ!』(ヨッシー/70代)

 

[第5位]

マスク顔 確信持てず 見つめ合う(福笑い/50代)

 

[第6位]

マスクとる 緊急事態 ノーメイク(ちろすけ/30代)

 

[第8位]

恋心 マスク外せば 花と散る(ちゃかしっこ/30代)

 

[第9位]

デジタル化 しますと紙で 通知する(IoT推進部/20代)

 

今回は、まん延防止等重点措置による時短営業が求められるなか、コロナ禍の暮らしを、かつての大人気番組

『8時だョ!全員集合』に掛けた一句がグランプリへと輝きました。願わくばGジィさん的には「8時だよ」の箇所を“ホンモノ”のタイトルに忠実なかたちで「8時だョ」と表記してほしかったところですが…まあ、そこらへんの細かいケチをつけるのはやめておきます。

 

あと、ベスト10中5作品に「マスク」というワードが、

まるで俳句の季語のごとく使用されていたのも“このご時世”ならでは特有の、目立った傾向でありました。巣ごもり生活をやむなくとされるなか、バラエティに富んだ題材をチョイスするのは困難だったのかもしれません。

 

さて! このたびはこの「最新全国ベスト10作品」の発表以外に、

あるとても重要な発表がありました。なんと!! 35年もの歴史を誇る「サラセン」こと『サラリーマン川柳』の名称が、2022年9月下旬から募集開始予定のコンクールから変更されるというのです。その名も、

 

『サラっと一句!

わたしの川柳コンクール』!!?

 

名称変更を決定した理由について、第一生命保険の広報担当者さんは、某媒体でこうコメントしています。

 

「これまでも主婦や定年を迎えた人など、働く人に限らず応募を受け付けてきました。開始から35年の節目でもあるので、より開かれたコンクールとしてバラエティに富んだものになったらいいなとの思いを込めています」

 

「サラリーマン」という(おもに)男性を意味する言葉が使われていることから、(サラセンが)男性を中心としてきた社会構造や男女の役割分担意識が反映されたものだとの指摘もあった…らしい。

 

たしかに昨今「サラリーマン」なるワードは徐々に死語化しつつあり、それにとって変わった「ビジネスパーソン」みたいな、ぼくなんかからすればやや気持ち悪い外来語がちまたでは席巻しはじめています。そんな背景を敏感に察知して、たとえば

「ミスコン」のように本格的な物議が世論的に醸される前から

先手を打ったわけです。

「英断」と言えば英断でありましょう。

 

だがしかし! この35年間で「サラセン」から生まれた名作の数々は、「サラリーマン」というどこか哀愁ただよう昭和の香りなしだと、その魅力が半減してしまうのではないか…と、ぼくは考えます。

 

『サラっと一句! わたしの川柳コンクール』──略したら、やはり「サラセン」のまんまとなるあたりは、じつに

巧妙な手口です。ただ、断言しましょう! ↑のニュータイトルになれば、応募しれくる作品の質は間違いなく激変、別モノになってしまう…と。

 

「サラリーマン」を形容するため、ときに使用される

「しがない」的な軽い自虐を込めた、ちょっぴりネガティブなニュアンスこそが“作品”にエレジーを注入し、我々にほのぼのとした読後感と共感を与えてくれる──「ビジネスパーソン」が詠む野心に満ちたスタイリッシュな句じゃ全然ダメなんです!

 

いっそ、ホリエモンさんとかマエザワさんとかが大枚をはたいて権利を買い取り、『サラリーマン川柳』の名を継承した格好でリニューアルしてくれたら…ぼくとしてはうれしいかぎりなのですが? 

 

それか、ここ『アグリーアブル』のコラム欄でも

 

「ハプバー川柳」

 

…を募集しちゃいますか!?

 

取り急ぎ、ボクGジィさんがお手本として一句詠んでみましょう。

 

パンイチで 歩く男の ドヤ顔さ

 

おそまつさまでした(笑)m(__)m

 

※ちなみに「ハプバー川柳」はわりと本気で募集しますんで、

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