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Vol.244 わがまま50代男子

昨今、結婚相談所の会員でもっともギラギラしているのは「50代の男性」──そんなことが、とある夕刊紙に書いてありました。本記事の取材に応じていた著名な某婚活アドバイザーの女性は、

 

「50代の男性は、

お見合い相手の希望年齢に

『25歳』と記入

なされる割合が多い」

 

…と語っております。いったいなぜ??? その理由は以下のようなものである…のだそう。

 

・50代男性がもっとも結婚願望が強かった20代のころ(1990年代)の女性の理想像から、数十年経った今でもアップデートできていない。

 

・実際、「男は年を取ると理想の女性の年齢がどんどん若くなる」「自分が魅力的であれば女性の年は関係ない」とおっしゃる会員さんは少なくない。とくに再婚希望の男性に顕著。

 

・さらに、50代男性はお見合いをしたあとに、相手が30代半ば以上だった場合、「すごいおばさんだった」と感想を述べる。「年齢にこだわりすぎ」と指摘しても、「写真で検索していても肌つやがいいのは25歳前後だから」と反論する。

 

・50代の婚活男性は基本的には経営者や高収入が多い。だから、女性はアクセサリー感覚で選ぶ傾向が強い。

 

なるほど、若い女性とデートして、ブランド品を買ってあげて、オシャレなレストランで食事する姿を他人に見せびらかしたい…みたいな、いわゆるキャバクラ(もしくは銀座のクラブ)感覚をそのまま婚活に持ち込んでしまっているのでしょう。女性からすれば最悪な、相当にイタいマインド…ですね(苦笑)。

 

まずは、「25歳」というあまりにピンポイントな「希望年齢」の設定についてから考察してみましょう。

 

コレに関しては、なんとなくわからなくもありません。「25歳」なら四捨五入すると「30歳」、それ以下なら「20歳」──いくら「自分の魅力」に自信たっぷりな御仁でも、さすがに20代の女性とは話を合わせる自信がない…おおかたはこういった無根拠な俺ロジック

によるものなのでは…と推測できます。

 

次に、「女性の理想像がアップデートできていない」というくだり。「50代」はバブルに沸いた昭和末期ごろに就職した世代──当時は散々イイ思いもしてきたに違いありません。だからこそ、その

強烈な成功体験が脳内にこびりつき、「数十年経った今」

でもその過去の栄光ってヤツをなかなか払拭できないのではないでしょうか。

 

あと、「女性をアクセサリー感覚で選ぶ」というのも、じつに鋭い分析です。バブル期に「強烈な成功体験」を得てしまったヒトは、総じて「第三者にどう見られているか」を過剰に気にしがち…つまり見栄を捨て切ることができない。たとえば「いかにもヴィトンなバッグ」なんかと同様、自分の横に歩く「妻」も見るからに美人でピチピチしていなければダメなのです。

 

年の差婚を成した女性から、よくこんな愚痴を聞きます。

 

「息子や娘の運動会に行ったら、私の夫だけがむっちゃ年寄りで、かけっこでも他のお父さんと比べて全然足が遅いのが、めっちゃ恥ずかしい…」

 

さて。“ハプバー”マニアな50代独身男性の皆さま! 仮に、願望どおり25歳の女性と結婚できて、子を授かったとしても…その子どもが成人したとき、アナタはすでに70代で、妻はまだ45歳──そういうリスクをも冷静に天秤にかけながら、なによりも

 

「一緒にいても苦にならないパートナー」

 

を年齢に囚(とら)われず、結婚に関しても、ここ“ハプバー”にいたっても厳選してみてはいかがでしょう?