Vol.263 「切ない」という気持ち – 新宿歌舞伎町ハプニングバー agreeable アグリーアブル
来店
予告
ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.263 「切ない」という気持ち

春夏秋冬の季節ごとに、ニューシリーズが配信される、ぼくがこよなく愛してやまない楽◯の「お買い◯のパンダ・無料動画LINEスタンプ」の夏バージョンを、つい先日いつものようにダウンロードしました。

 

相も変わらずのハイクオリティ! パンダほど記号的に簡略化した「可愛らしいイラスト」に落とし込めるビジュアルキャラクターは、ほかのアニマルにはちょっと見当たりません。ただ、シンプルゆえに、顔の輪郭の丸の形だとか、目や鼻や耳の面積占有率だとか位置だとか、目の垂らし角度だとかがほんの数ミリズレただけで、全体像の印象がまったく変わってきてしまう…。

 

つまり、描き手側にとってのパンダとは、デリケイトかつ果てしなく奥深い、本来ならばそう迂闊には手を出すことができない

鬼門の題材なのでです。

 

そんななかでも「お買いも◯パンダ」のバランス要素はすべて

完ペキ! 線の太さも目と鼻の詰まり具合も、顔と胴の比率も絶妙だし、あの手癖だけで描いたような適当感、あと、なによりも胸にある「◯天のRマーク」のやっつけ感が素晴らしい!!

 

しかし…今回、そのうちの「浮き輪を腰につけながら涙を流すパンダ」のスタンプを見て、なぜか急に切ない気持ちになってしまいました。

 

「切ない」

 

…は、ぼくがとても好きな言葉であり、会話中でも原稿を執筆する際にも好んで使用する形容詞の一つであります。

 

とは言え、「切ない」をここに持ってきたらしっくりとくるな……と

いった使いどきみたいなものはなんとなく把握してはいるんだけれど、じゃあ、

 

「『切ない』って…

具体的には

どういうような

気持ちのことを言うの?」

 

…と、問われたら、いささか答えに窮してしまいます。

 

goo辞書で調べてみると、

 

悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるような気持ち。やりきれない。やるせない。

 

…とありました。英訳すれば「painful」

ちなみに、「やるせない」の意味は

 

思いを晴らすすべがない。どうしようもない。

 

…であるらしい。

 

「浮き輪」という「夏のお楽しみ」をもっとも象徴するアイテムと

 

「悲しい=泣く→涙」

 

…との対比的なティテールが、私の「切なさ」といった感情の

デジャブを呼び起こしたのでしょうか。

 

たとえば、いよいよ今日は、二人で散々プランを練りながらず〜っと楽しみにしていた恋人との温泉旅行の当日──ところが、旅館に到着して、なにか深刻な理由で喧嘩になってしまい、

泣きじゃくる彼女…。その彼女が泣きながらもかぶっているこの日のために購入した帽子や、この日のためにせっせと荷造りしたキャリーバッグ…こういう本来なら

 

「いい想い出をつくる」

 

…ためだけに準備してきたはずの無造作なグッズから、予測していなかったスクランブル状態時、孤立的に生じる違和感に、

しかもそのギャップが激しければ激しいほど、ぼくは猛烈な切なさを感じてしまう。もしくは、なんの前ぶれもなくいきなりの別れ話を切り出したとき、相手がたまたま来ていた能天気なキャラがプリントされたTシャツだとか…。

 

あと、ここ“ハプバー”だったら、意気投合してプレイルームまでご一緒できたのに、なにかのきっかけで険悪になって…そのとき彼女がはいていた花のアップリケ(※←死語w?)が随所に散りばめられた派手派手のエロエロ勝負パンティなんかにも、ぼくは切なさを感じます。

 

「切なさ」の解説としては、まだ全然物足りなくはあるものの、

このような

 

「胸がしめつけられるような気持ち」

 

…を、ああもシンプルなタッチで表現し尽くす楽◯パンダの作者って、

 

やっぱ天才!

 

…ですよね?