Vol.296 「イケメン恐怖症」なる病
どこぞの総合情報サイトが
「イケメン恐怖症」
…について考察する記事を配信しておりました。
同記事曰く、
フツメンには自然体で接せるのに、イケメンにだけ過剰反応をしてしまい、気を使いすぎたり、必要以上に距離を置いてしまったりすることがあります。
…とのこと。
「そんな病(やまい)
ホンマにあるんかいな!?」
と、訝しがるヒトもいるのではないでしょうか? しかし、ぼくの周囲にも
「イケメンは苦手!」
…を自認する女性は、たしかに一定数実在します。とりあえずは、記事中にあった「イケメン恐怖症」の病因を、
ザッとまとめておきましょう。
(1)無意識に自分と相手の外見を比較している
(2)相手から見た目を評価されているような気持ちになる
(3)「イケメン=ナルシスト」というイメージがある
なるほど! どれもあらためて指摘されてみれば、それなりに納得できる言いぶんではあります。ちなみに、ぼくの周囲にいる
「イケメン恐怖症」を患っている(?)女性は、皆一同にこんな風なことをおっしゃっていました。
「イケメンって付き合ってもすぐ浮気しそうだから嫌!」
「イケメンが彼氏だと、些細なことにいちいちヤキモキしちゃいそうで面倒くさい」
「対等な立場で付き合えない」
「分不相応なイケメンと付き合っていたら、自分のことをいろいろと勘ぐられてしまう」
「ときに女同士の友情がこじれてしまうこともある」
あと、「イケメン」と称号される男に付随しがちな「高身長」が単純に怖い、圧迫感を感じる…という低身長ガールも数人、
私は知っています。
「どんなに背が高くても
175センチ以上は絶対NG!」
…と、彼女らは頑なまでに譲らない。ホントいろんなヒトがいるもんですね〜。
さて。同記事には「イケメン恐怖症」の特徴を羅列するだけではなく、その「治療法」までもが親切に提言されていました。
「中身に興味を持つ」「イケメンと話す機会を持つ」「自分磨きをして自信を持つ」…(以下略)
…みたいな具合に、です。
ただ、一男性として個人的な意見を述べさせていただくと、
「なにも無理してイケメン恐怖症を
治す必要なんてないだろ!」
…とも思わなくはありません。
下手に“治療”が成功してしまえば…ここ“ハプバー”でも、よりいっそう「イケメンの独り占め状態」がインフレ化してしまうばかり…。
「イケメンが苦手」という趣味嗜好のばらつきがあってこそ、
「適材適所」という概念はかろうじて遵守されるのではないでしょうか?