Vol.325 ハプバーで見つけた「いじられキャラ」に要注意!
とある女性向けの総合情報サイトが、
「付き合ったら豹変しそうな男」
…の特徴を3つ挙げ、
「こんな男性には要注意!」
…との注意を促す旨の記事を配信しておりました。とりあえず、その「3つ」とは以下のとおりでありました。
(1)友達グループに「いじられキャラ」を作りたがる
(※誰かをいじることでコミュニケーションを取る男は、彼女ができても相手に失礼な糖度を繰り返しがちだから、要注意?)
(2)冗談でも馬鹿にされるのは絶対に許せない!
(※誰も本気で言っていないような発言に対しても本気で怒るような男は、プライドが高く冗談も言えない付き合いになる可能性があるから、要注意?)
(3)店員さんに対する態度が悪い
(※「自分より立場が低い」と判断した人に対してひどい態度を取る男は、彼女にも高圧的な態度に出る危険性が高いから、要注意?)
(3)の「店員さんに対する態度の悪さ」なんかは、「付き合いはじめ(もしくは、付き合おうかどうかを決める寸前)の男を見極めるポイント」として、よく恋愛相談系メディアでも指摘されている項目でありますが、いずれにせよ、男子目線からしたって、どれも
「嫌なヤツ」
…であることに間違いはありません。たとえば『アグリーアブル』でも、バーテンさんやマツさんに尊大な態度で接してくるような客とは、ぼくもつい内心的にも物理的にも
距離を置いてしまいます。
「女子が彼氏(候補)を〜」だけではなく、我々男子が公私問わず、なんらかの事情で
他者のひととなりを査定しなければならない場合には、それなりに役立つ忠告となるのではないでしょうか。
とくに、(1)の
「すぐ
“いじられキャラ”を
作りたがる」
…ってくだりは、なかなかに秀逸な指摘だと思わず唸ってしまいました。いるいる! いますよね〜、そーいうヒトって!!
こーいうヒトって、どこかの集団に加入するや否や
「アイツはいじっても大丈夫」
…みたいな相手を独自の嗅覚で即座に探し出し、そのヒトをいじることによって「明るい性格」だとか「機転」だとか「社交性」だとかをアピールし、グループ内でじわじわとマウントを取りながら、自分に注目の目が集まるよう仕向けるのが常套手段です。
一種の「コミュニケーション術」と解釈してしまえば、それはそれでそれなりに正しいのかもしれません。が、問題はいじられる側が
「本当にいじられることを快し」
…としているかどうかであって、そこらへんのジャッジが(男女問わず)「すぐ“いじられキャラ”を作りたがるヒト」は、
意外と雑だったりします。
そりゃそうでしょう。だって、その手のヒトは
「いじられたい相手」
…ではなく、あくまで
「いじりやすい相手」
…をいじるからです。
ぼくは、どんな集団に属しても(たとえ自分が一番年長であっても)、けっこういじられキャラ的な扱いを受けてしまったりするのですが、自分でこう言うのもなんですけど…じつは
「作為的にそのキャラを演じている」
…フシもややなくはありません。さらに付け加えるなら…少なくとも
ぼくはいじられること自体、そこまで好きじゃありません。
そして、そんな
「羊の皮を被った狼(笑)」
…チックなぼくの「羊」の部分にダマされ、安易にぼくをいじってくるような思慮の浅いタイプは絶対に信用しない。(※もちろん、すでに心を許しているレベルの深い友人からいじられるのは全然OKです)
コレってですねぇ…ヒューマンウォッチングにはわりと有効な戦略でありまして、おそらくいじられキャラを“装っているヒトは、たいがい大なり小なりは実践しているんじゃないですかね?
信じられないことに、ここ“ハプバー”においても、初対面からいきなり、ぼくのような一見いじりやすそうなタイプを目敏(めざと)く探し出しては、フランクな態度でさりげなくマウントを取ってくる輩が…稀ではありますが、実在します。
ただ、すっかり油断しきっていじりにすぐ走ってしまうアナタ! スキあらば、いつか「狼」に噛みつかれちゃいますよ(笑)!?
ぼくの経験から申して、いじりキャラのヒトって…案外“ハプバー”でも最後は大人しく俯瞰で場を眺めているタイプの男に女性を持ってかれちゃったりしてますからね〜?
いや! 決して負け惜しみじゃなくて…?