Vol.338 ハプバーと美容室の共通点 - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

来店
予告
ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.338 ハプバーと美容室の共通点

とある有名な老舗の週刊誌系のネット版メディアが、

 

「美容室で美容師さんと

おしゃべりしなければ

ならないのがしんどい」

…と常々感じているヒトたちのために

美容師目線からアドバイスをする

 

…みたいな趣旨の記事を配信していたのを、けっこう前ですが、

目にしたことがあります。

 

「客側にアドバイスする前に

アンタらがどーにかしろよ!」

 

…と、ちょっぴりツッコミたくもなりましたが(笑)、とりあえずは美容師さん側の言い分を聞いてみましょう。

 

美容師は、よりよいヘアスタイルを作るために、お客様のシチュエーションに配慮したい、という思考が働いています。例えばお堅い仕事なのか、カジュアルなファッションでも許されるライフスタイルなのか。TPOに合わせて、ヘアスタイルの幅は大きく変わります。

 

ですが、初対面でいきなり「職種」や「プライベート」などの話をするのも不躾なので、他愛もない雑談から情報を引き出そうとしています。

 

また美容師にとっての商品は、カットしたヘアスタイルだけではありません。お客様が滞在した時間もまた商品であり、(中略)例えば、「旅行先の美味しいお店」や「スポーツの最新情報」など、お客様が得する情報を教えてあげれたらいいし、「同郷の話」や「共通の趣味」などによって、お客様と共通点を見出したいと思っています。

 

なるほど…。いつもそんなようなことを考えて、美容師さんたちは

矢継ぎ早に話しかけてくるのか…とは理解しました。

 

いったん店内で

 

「客とスタイリストの関係」

 

…が成立してしまったら、飲食やアパレルの接客よりも対面する時間が圧倒的に長くしかも1対1のガチンコゆえ、技術だけじゃなくトーク術も磨かなきゃいない美容師さんのお仕事って大変だなぁ…とも、あらためて思いました。

 

とは言え、

 

「二人だけの空間で

美容師さんとおしゃべり

しなければならない

あの気まずいさが苦手」

 

…なヒトもけっこう多いみたいで、ぼくもぶっちゃけ、どちらかと

申せば苦手だったりします。

 

そして、その手のタイプのヒトたちに、同記事の取材を受けた美容師さんが提案する克服法(回避法?)は、かいつまむと次のとおりでありました。

 

・初回に根掘り葉掘り聞いてこなかった美容師さんを次回も指名する

 

・雑談ではなく、本題である「髪」について質問する

 

・「話しかけないでオーラ」を出したり、スマホや読書に熱中するのではなく、「美容室は苦手でして」「本を読んでもいいですか?」と一声かける(髪をいじる際に必要なやりとりも恐る恐る話しかけねばならないことにつながるから)

 

ん〜…どれもこれも正直なところ、抜本的な解決策には程遠い気もしなくはありませんが、一つこの美容師さんが、すごく納得できるコメントをなされていおりました。

 

お客様が美容室を訪れるのは大体1〜3ヶ月に一度、毎回1〜2時間ほど滞在することになります。これだけの時間は、例えば仲の良い友達にもなかなか用意できないことが多く、必然的に美容師は「頻繁に会っている人」になります。

 

つまり、「美容師さん選び」

 

「友だちや恋人探し」

 

…に似ている部分が多く、だとしたら苦手と感じてしまうならば、その対象は

 

「美容室」ではなく

「美容師さんのパーソナル」

 

…なのではないでしょうか? そして

 

「ほとんど会話がなくても

一緒にいるだけで

心地良い友人

もしくは恋人」

 

…っていうのは確実に存在するわけで、美容室とは極論

 

「髪をきっかけと

する出会いの場」

 

…であることを、我々ユーザーサイドも、ある程度は自覚せざるを得ないのかもしれません。

 

それがイヤなら、もう10分でカットを済ましてくれるスピード床屋にでも通うしかない──アソコだと理容師さんも会話しているヒマなんてないから、滅多にしゃべりかけてもきませんしね?

 

さて。ここ“ハプバー”も

 

「××をきっかけと

する出会いの場」

 

…である点では、美容室と共通しています。同時に

 

「××はしたいけど

その前のおしゃべりが苦手」

 

…というヒトも案外多いのではないでしょうか。

 

そーいうアナタに、そのままバッチリとハマるアドバイスが、前出の美容師さんによる発言にありました。さあ、どれでしょう??? 

はい正解はコチラ!

 

雑談ではなく

本題である

「髪」について質問する

 

…ってヤツです。この「髪」の部分を、たとえば「性癖」

置き換えてみましょう。

 

近年、社会全体のコンプライアンス的な意識向上のせいもあってか、一般論として男女混合の場における下ネタは嫌われやすい傾向にありますが、相当に異種な空間であるここ“ハプバー”に

かぎっては、そんな既成の社会常識は通用しません。

 

スライダーやチェンジアップやフォークなんて球種は一切必要ありません! まどろっこしい雑談が苦手なら、ド直球で下半身に特化した話題を、相手のミットにズバズバと投げ込めばいいのです。

 

もちろん、その果敢な姿勢が逆効果となり、悲惨な結末を招いてしまう可能性もなくはありませんが、なにもせずにモジモジちびちびと

カウンターで独り酒を決め込んでいるよりは、

はるかに建設的だと思います。

 

いかがでしょう?