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Vol.349 「あざとかわいい系女子」は「サバサバ系女子」の進化型である説について

女優の米倉涼子さんや女優兼モデルの山本舞香さんの微妙な失速感、それに(元)タレントの木下優樹菜さんの失脚によって、一時期もてはやされていた

 

「サバサバ系女子」

 

…が窮地に立たされている──そんな風なことを書いている記事を以前、週刊誌系のネットメディアで目にしたことがあります。

 

念のため。「サバサバ系女子」とは、

 

「さっぱりとした性格で

裏表がなく、

ウエットな関係や問題は

早い決断で

バサバサとぶった斬る」

 

…みたいな、いわゆる自立しているっぽい女子のことを指します。

 

ブームのはじまりは、かつてトレンディドラマが全盛だったころ、

 

「W(ダブル)浅野」

 

…と呼ばれた浅野ゆう子さん・浅野温子さんあたりとされており、1990年代に頂点を極めたが、その系譜を継ぐ女優の

江角マキコさん(側)が、タレントの長嶋一茂さん邸の壁に

 

「バカ息子」

 

…と落書きをした…などの事件でおかしな具合になってきたころから、次第にトーンダウン。こうして、風前の灯状態となってしまった「サバ女」は、田中みな実さんやテレビ朝日の弘中アナ…などを筆頭とする

 

「あざ(と)かわ(いい)系女子」

 

…の登場により、ほぼ息の根を止められてしまいました──みたいな流れが世間一般的な認識だと推測されますが、はたして、その「あざかわ系女子」を「サバサバ系女子」の対立勢力として○と×、白と黒、東と西、左と右……といった単純な視点で捉えるのは正解なのか…?

 

それはちょっと違うんじゃないでしょうか? ぼくは、むしろ

 

「あざかわ系」は

「サバサバ系」の進化型

 

…であると考えています。ちなみに、「あざとかわいい」のルーツ

昭和の

 

「ぶりっこ」

 

…にあると言われているのですが、たとえば田中みな実さんが

 

「あざとく」演じる「かわいさ」

 

…は、ぶりっこ時代の代名詞である松田聖子さんなんかよりもずっと確信犯的で、しかもおおっぴらだったりします。

 

「自分がかわいいと感じるのではなく

あくまで男性がかわいいと

感じる立ち振る舞いに徹する」

 

…という徹底した割り切り一種の諦観にも通ずる開き直りは、

一説では

 

「じつは悪口が好きで

ねちねちとした

嫌な部分を持っている」

 

とも噂される従来の「サバサバ系」より、ずっとサバサバした発想だとぼくは思うのです。だから、「あざかわ系女子」は「サバサバ系女子」の延長線に位置するのではないか…と。

 

さらに、女優の吉高由里子さんを代表とする「サバサバ」に「ふわふわ」な要素を加えた

 

「サバふわ系女子」

 

…なる、もう一つの亜流的な進化型も、最近はブレイクの兆しにある…らしい。

 

そして、少なくともここ“ハプバー”においてはありがたい性格に違いない、本家の「サバサバ系」だって、只今旬真っ最中のファーストサマーウイカださんとか、正統的な若手(?)の継承者もいなくはありません。

 

北斗神拳のような一子相伝ではなく、南斗聖拳のようにいくつもの流派に分派され「サバサバ系女子」はこれからも細くながら、ずっと生き残っていくのではないでしょうか? 

 

ジェンダーレス化にますます拍車がかかるであろう、この21世紀において「サバサバ」ってヤツは、

男女問わず必ず好まれる性格であるからして…。

 

いっぽうで、とめどなく異性に対して依存心を押し付けてくる

「ねっとり系女子」も、いまだ一定数の男子には根強い人気を誇っているんですけどね……(笑)?