Vol.381 【ハプバー会話術】「場の空気を読む」ことについて
元お笑い芸人で、現在はネタ作家であるそうな某氏が
『【あなたはやってない?】
空気が読めない人が
「会話」でやりがちなこと3選』
…なるタイトルのコラムを寄稿なされておりました。とりあえずは、
その「やりがちなこと3選」ってヤツを以下に紹介してみましょう。
(1)細かいことを(いちいち)訂正する
(※[例]「こないだ◯◯がさ、渋谷で飲んでいるとき急に転んでさ……」「いや、渋谷じゃなく新宿な」)
(2)相手の意見や考えをすぐ否定する
(※[例]「芸人を使ったフェスをするのはどうでしょう?」「いや〜、それは厳しいでしょ」)
(3)興味のある話題にしか反応しない
(※「空気の読める人」はどんな話題でもまんべんなく興味を示す、または興味があるフリをする)
う〜〜〜〜〜ん……たしかに、(1)と(2)は
「空気を読む」という観点に立つなら、あまり
やりすぎないほうがいいに決まっています。コミュニティ内に出来上がりつつある会話のリズムを分断してしまい、確実に雰囲気も悪くなるからです。
しかし、(3)の「興味のある話題にしか反応しない」ってえのは…仕事のミーティングならまだしも、
プライベートの談笑の場などで、そこまで我慢して「興味のない話からでもなにかを学ぼう」としたり、「興味のあるフリをして不毛な相槌を打ち続ける」必要があるのでしょうか?
申し訳ないけど、ぼくは自腹を切らねばならない飲みの席とかで「興味のない話」をニコニコと聞き流せるほど、
人間の器がデカくありません。
「興味のない話」は1秒でも早く終わってほしいし、終わらないなら
「今日は飲み過ぎたので
そろそろ帰るわ」
…と、途中退出することも厭いません。
なので、ぼくは「途中退出」という最終手段をできれば避けるため、万一「興味のない話」で周囲が異様なまでに盛り上がっている際は(※「異様なまでに〜」ってとこがポイント! 「多少」程度なら、その波が過ぎるまでじっと待機するくらいの大人な感性は兼ね備えている)、
ぼーっと天井の
一点を見つめたり、
スマホをいじったり…
…と、「興味ありません」アピールを、なるべくわかりやすい格好でするようにしています。
「あえて空気を読まない」
ことによって
「空気を変える」
…という、じつにハイブロー(?)なテクニックですな(笑)。
そもそも、「興味のない話」がしょっちゅう出てくるような会合に、わざわざ「次」も参加したいと、ぼくは思いません。
したがって
「ああ、このヒトは
この手の話題には
食いついてこないんだな」
…と、コミュニティ内に知らしめる行為は、長期的に見れば
「空気を読む」
…ってことになるんじゃないですかね?
たとえば、ここ“ハプバー”でも、ポケモンとかのエロとは極北にある話題で盛り上がってしまった場からは、ぼくはぼくで
「縁がなかったということで」
…風に、なんらかの大人な理由をつけて脱退しますし、そうしたほうがその「ポケモンの会」も円滑なかたちで広がっていくに違いありません。また、“ハプバー”において、延々とポケモンの話を広げていっても、それはそれで本来の目的とは違った地点に着地してしまう危険性もなくはありません。
原則として一期一会を信条とする、ここ“ハプバー”にかぎれば…「興味のない話題」には背を向ける…くらいの
ワガママ
…は許されて然るべきだとGジィさんは考えるのですが、
いかがでしょう?