Vol.423 「自分の想定を超えた異性は魅力的」説について
とある女性向け恋愛WEBメディアが
「なんか想像と違う…
デートで違和感を
感じる原因3つ」
…なるタイトルの記事を配信しておりました。その「原因3つ」とは、とりあえず以下のとおりでありました。
・相手を高く見積もり過ぎた
・言ってたことと言動が伴っていない
・本気か遊びか分からない
また、こうした「なんか違う…」といった違和感を
(なるべく)無くす方法として、同記事の筆者さんは
「相手に対する
“期待し過ぎ” に
注意しよう!」
…との提言をなさっておりました。
たしかに、まだ出会って間もない異性とデートをするなら
「過度な期待からの減点法」
…よりも
「適度な期待からの加点法」
…のほうが、二人の未来も明るいに違いありません。
そして、Gジィさんのようなアダルトにもなれば、「まだ出会って間もない異性とのデート」に臨む際、相手の評価を
ニュートラルの位置に設定する修練を積み重ねているため、
「期待と現実の誤差」
…が生じることも(ほぼ)あり得ません。
だがしかし! そんな百戦錬磨なGジィさんですら、「自身の相手に対する見積もりが高かった・低かった」云々をはるかに超越した、いわゆる
「想定外」
…な言動を目の当たりにしてしまう──つまり
「ハンパない違和感」
…を相手に感じてしまうことは、稀になくもありません。
たとえば、こんなケースが過去にありました。
【1】二度目のデートだったのに一度目のデートのことを一切覚えていなかった
(※追記:一度目のデートで彼女が酔っ払いすぎて、そのときの記憶を完全に失っていた。ちなみに、この子は三度目のデートまで「今日は初デートだよね!」とのセリフを連発していた)
【2】お泊まり前提のデートでエアガンを持参してきた
(※追記:デート後に宿泊したとき、室内でエアガンを乱発。私はパンイチで逃げ回っていた)
【3】初の温泉デートでマイグローブを持参してきた
(※追記:旅館の庭でキャッチボールをした。私は素手で彼女のボールを受けた)
【4】叙○苑の座敷席に座った途端、出てきたおしぼりで手だけじゃなく足を拭いた
(※追記:「今日はロングブーツだから足が蒸れちゃって」とのこと)
【5】初デートのとき髪型が坊主になっていた
(※追記:はじめて出会ったときは腰まであるロングエアだった。「イメチェンしてみよっかな……と思って」とのこと)
【6】コンサバ系ハイファッションなのに背中にタトゥーが入っていた
(※追記:背中部分がわりとユルめなデザインの服だった。彼女も隠す気もほどんどなかった?)
【7】花柄ワンピの甘系ファッションだったのにパチンコが趣味だった
(※追記:『牙狼』の新台を打つため、朝からパチンコ屋に並ぶのが次のデートだった)
【8】思いっきしギャルな外見の子の口から「ゲッツー」という言葉が出てきた
(追記:「理想の男」は西武ライオンズの松井稼頭夫現監督だった)
【9】初デートで行きたいお店が「なまず料理専門店」だった
(※追記:2008年閉店。場所は新大久保で、秋篠宮様も御用達な由緒あるお店だったらしい)
【10】初ドライブデートで彼女がレーサー用の手袋を着けていた
(※追記:運転もかなりスリリングで、スピード違反で切符を切られていた。ちなみに、ぼくは女性に運転してもらうのが好きだったりする)
以上、これら一連の「想定外」にはもちろんのこと、
「良い想定外」と「悪い想定外」
…が混在してます。ザッとGジィさんのジャッジを下すならば、
◯:【3】【6】【7】【9】【10】
(※【8】=◎)
×:【4】
△:【1】【2】【5】
…ってところでしょうか? 結論を申すと、
「自分の想定を超えた
違和感を与えてくれる女性は、
それがよほどの
反社会的言動じゃないかぎり、
たいがいは魅力的である」
…ということであり、とくに、その名のとおりユーザーの
皆さまがこぞって
「ハプニング」
…を期待する、ここ“ハプバー”において、我々凡夫が抱く「常識」を、いともアッサリと吹き飛ばすクラスの「想定外」は、
「お宝的資質」
…以外の何物でもない、ということです。