Vol.427 ハプバーでオタクはモテない?
とある女性向け恋愛WEBメディアが
『「オタクはモテない」と
言われるのはなぜ?
理由やモテるようになる
方法を解説』
…なるタイトルの記事を配信しておりました。とりあえずは、同記事が推論する「オタクがモテない理由」ってヤツを以下に紹介しておきましょう。
(1)コミュニケーション能力に欠けている
(2)見た目を気にしていない
(3)興味があることには雄弁になる
(4)オタク用語が多い
(5)自信を持っていない
(6)趣味へお金をつぎ込む
(7)異性に慣れていない
なるほど…どれも、
「言われてみれば
そのとおり!?」
…って感じではありました。が、いっぽうでこれら一連の
「オタク像」は、もはや一昔や二昔前のソレなのでは?…って気もしなくはありません。
イマドキのオタクさんはけっこう小綺麗でオシャレだったりするし、異性とのコミュニケーションもわりとソツなくこなせたりするし…。また、「オタク」のカテゴリーだって黎明期と比べれば、「アニメ」「アイドル」などにはじまり
「ラーメン」「仏像」「格闘技」「キャンプ」「サウナ」…etc.と、ずいぶん多様化もしてます。百歩譲って、
「見た目なんてどーでもよくて、稼いだお金の大半を趣味に突っ込み、その話題のみを雄弁に専門用語を交えながら語りまくってしまうがゆえ、異性とのコミュニケーションが上手くできない」
…レベルに没頭できる「なにか」があるなら、それはそれで充分に幸福な人生なのではないでしょうか???
だけど、もし万が一! このようなヘビー級の(なんらかの)
オタクであるアナタが──
「願わくば
カノジョやカレシも
いたらうれしいな…」
「たまには、
“ハプバー”に行って
ニャンニャンしたいな…」
…なんて想いを、心の片隅にホンの数ミクロンでも抱いているのだとしたら…やはり、最低限の対策は練っておくべきなのかもしれません。
まず、一番の「対策」は…とにかく
「同じ趣味を
共有できる相手」
…を探すこと──コイツに尽きるでしょう。
とくにこの数年はマッチングアプリなども急速的に
一般化してきているので、そういう相手を見つけることも格段とカジュアルになりつつあります。そして、こうやって(“ハプバー”ほかの)外の世界に目を向けることに努めながら、やはり(2)の「見た目」──いくらオシャレには興味がなくとも(=お金をかけたくなくとも)、せめて
「清潔感」
…だけは絶対にキープしておきたいものです。
ちなみに、(1)の「コミュ力」に自信はなくとも、そこはあまりコンプレックスに感じることもない…と、
Gジィさんは思います。
仮に、たまたまここ『アグリーアブル』のカウンター席で
隣合わせたヒトが
「趣味を共有できる相手」
…なら、おのずと「雄弁」にもなれるし、たとえば「野球オタク」なぼくにとっては常用語である「ゲッツー」だとか「周東の10.28秒」だとかの「専門用語」も会話中にさらりと挿入できます。
ただ、同じ種類の「オタク」同士だとしても…レベルの差や、それこそ「野球」だと
「自分は阪神ファンなのに
相手は巨人ファン」
…みたいな細かいディテールの違いは、長くコミュニケーションを取れば取るほど、必ず大なり小なり生じてきます。
そんなときこそ…ひいては丸っきり「趣味」自体が合わない素敵なヒトと出会った場合でも、
「相手の興味対象をも
キチンと理解する」
…といったリスペクトの精神が大切になってくるのです。