Vol.429 ハプバーで「優先順位の低いヒト」から誘われたときの対処法
ちょっと前の話なんですけど、
とある老舗系女性向けファッション誌が運営するWEBメディアが、なかなかに面白い構成の記事を配信していました。
まず、冒頭には一つのお題があります。たとえば
「気になる彼への
ファーストLINE、
どう送るのが正解?!」
…というお題が。下に下にスクロールすると…それに向けたリアクションが
(A)今なにしてるー?
(B)この前話してたご飯屋さん行ってきたよ(絵文字)
(C)今日の飲み会、何時からだっけ?(絵文字)
…との3択が並んでいます。さらに、その下にある
「モテ女が考える正解は…?」
…というアイコンをクリックすれば…正解と解説のページへと飛べるシステムであります。
ちなみに、「気になる彼へのファーストLINE」の正解は(B)。
「彼が語っていたことを話題にする」
…ことによって
「自分の話を
ちゃんとおぼえててくれた」
…と思わせながらも、
「がっつきすぎていない
絶妙な距離感が◎!」
…なのだそう。
デザインもカラフルで、実際のLINE画面も飲尿…いや、引用したり…いい意味でワチャワチャしているから、目飽きもしない。ちょっとしたクイズ形式ゆえ、回答者として
ワンクッションが生じるのもポイント。男子目線でも
「ああ…たしかに
そんな返信もらったら
キュンって来ちゃうかも…」
…などと妄想に浸れる数秒が楽しいのです。
配信サイドが各質問ごとに「正解」とするその回答のロジックも、けっこうしっかりと練られており、
「なるほどね〜!」
…と、それぞれじつに納得もできます。
で、なかでも秀逸だったのが
「微妙な相手から誘われた…
そんな時の上手なかわし方って?」
というお題に関する
「モテ女の最強LINEテク」。
(A)「予定分かったら連絡します!」で無難にかわす
(B)「他に誰か誘いますか?」と早めに言う
(C)「最近忙しくて…」としっかり断る
さて、賢明なる『アグリーアブル』ファンの皆さまは、はたしてどれを「ベストアンサー」としてチョイスします?
正解は(B)!
これなら相手も(比較的?)傷つくこともないし、自分の印象にも(比較的?)影響しないんだとか…?
「他の誰か」の人選や
スケジュールを調整している
…うちに、なあなあにできる効果も見込める…らしい。
う〜ん…勉強になりますわ〜!
そして、こういう返信をしてくる女子って…
言われてみればけっこう多い気もします。
それも、あらためて冷静に振り返ってみれば、コッチ側
(=男子側)からすると、
「この子…
あんまし脈なさそう」
…ってケースが大半だったりします(笑)。つまり、そーいうときのぼくは「タチの悪い」…うんにゃ「デキる」モテ女ばかりにアタックをかけているってことなんですね〜!?
まいりましたm(__)m!
では、こうした「他に誰か誘いますか?」「他に誰か誘ってもいいですか?」攻撃に対して、我々男子側が取るべき
リアクションの正解を、今度は考えてみましょう。
Gジィさんなら、ここは涙を飲んで
「もちろん!」
…と歓迎の意を示します。
「あなたとの距離は詰めたいけど、
そこまで焦ってはいませんよー。
だから、そこに新参者が飛び入り参加
しても全然問題ありませんよー」
…的な寛容さをアピールし、
「慌てるコジ◯は
もらいが少ない」
…との諺を忠実になぞりながら、
じわじわと相手の印象を
「好」の方向へと
操作していく作戦
…です。自分から、あえて
「誰か友だちも誘う?」
…と提案することさえあります。しかし、敵もさるもので、
いつまでたっても二人っきりのデートができないまま、
「次第に下心が
消失してしまう」
なんてことも…。こうして、おじさんはいつの間にかカモとなり果てていくのであります。
さて! この駆け引きは、もちろんのこと
「ここ“ハプバー”で
運悪く微妙な相手から
“より親密な関係”を
迫られた場合」
…でも、まったく同様なのは言うまでもありません。
たとえば、カウンター席でイマイチ好みじゃない相手と、運悪く(?)となり合わせてしまい、そのヒトが猛烈に自分のことを
口説いてきたとします。前出の3択を少々アレンジした
(A)「気が向いたらまた声をかけます」で無難にかわす
(B)「誰か他(のお客さん)も誘いますか?」と早めに言う
(C)「ごめんなさい! タイプじゃないんで」としっかり断る
(A)だと、「そろそろ気が向いた?」なんて風に、何度も寄りつかれてしまうのがオチでしょう。
(C)だと、せっかく楽しげなコミュニケーションが交わされているカウンター席全体の和んだ雰囲気を台無しにしてしまう
危険性も生じてきます。
したがって、
やはり(B)が正解!
「誰か他(のお客さん)も誘う」ということは、ここ“ハプバー”では、たいがいにおいて
「3P」
…を意味します。そして、初心者ならば「いきなりの3P」に臆するケースも多々ありますし、仮に
「いいねぇ〜!」
…と(意に反して)快諾されてしまったとしても、
「他(のお客さん)」を厳選さえすれば、
タイマンの交流より、いっそうエキサイティングな経験を味わえるかもしれませんし、長時間にわたる厳選の途中でイマイチな相手のリビドーを削ぎ落としていく
効果も期待できるのです。