Vol.483 ハプバーでも応用可能な「占い師」的口説き術 - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.483 ハプバーでも応用可能な「占い師」的口説き術

酸いも甘いも散々に味わい尽くしてきたアラカンのGジィさんの元には、さまざまな悩める男女が、不毛な教えを乞いにやってきます。今日も、とある、私の友人である某IT企業に勤務する

35歳の未婚男性・Yさんから、やはりかなり

切実な口調で、次のようなお悩み相談を受けました。

 

男同士の飲みの席とかで

「ホステスさんやキャバ嬢と最後までヤレた」

…なんて武勇伝を時たま耳にします。

自分はわりと頻繁にオネエチャン系のお店に足を運ぶのですが、

エッチまで到ったことなど一度もありません。

そんな夢みたいなこと、本当にあるんですか?

Gジィさんだったら水商売の女性を口説くとき、

どんな口説き文句を使うんですか?

 

う〜ん…「Gジィさんだったら〜」ですか…。

とりあえずは、その自分なりの見解を述べる前に、一つ前置きしておきたいことがあります。Yさんは

 

「武勇伝を時たま耳にします」

 

…なんてことをおっしゃっていますが、まずは安心してください!

それ、たぶん

 

90%以上の確率でホラ」

 

…ですから(笑)。

 

「キャバ嬢と

エッチできたら

うれしいな…」

 

…という願望と妄想からデッチあげられた、

もしくは又聞きしてきた

 

「オレおとぎ話」

 

…にすぎませんから!

 

そう簡単にキャバ嬢とヤレるはずないじゃないですか!! ここまでキャバクラやガールズバーがポピュラー化してしまったら

 

「恋愛モードで接してくる

男性客のかわし方」

 

…だって、彼女らのあいだできちんとマニュアライズされ、口コミやネットで伝わってますから。とにもかくにも、おミズのおねえさんとは

 

「お店で

出会った時点で

すでにアウト!」

 

…なわけで、敵のホームグラウンドで戦ってもロクなことはありません。極論すれば、彼女たちにとってアウエーの場で、たとえば、ここ“ハプバー”とかで偶然のタイミングで「職業・キャバ嬢」と出会い、敵の気がフッと抜けているときに

メキシカンボクサーよろしく、

あり得ない方向からパンチを出すしか攻略法はないのです。

 

さて。前回のコラムでも申しましたが、百選錬磨である水商売の女性を、キャバクラというホームグラウンド内で「完落ち」まで持っていくのは並大抵のことじゃありません。

 

銀座あたりで働くベテランのホステスさんは、

 

「これだ!」

 

…と狙いをつけた男性には、

 

「はじめの一回だけは

意外とあっさり身体を許し、

二回めをジラすことによって、

射幸心と他の客との嫉妬心を煽る」

 

…みたいなことを耳にしたおぼえがありますが、

そんなハイクオリティなテクニックでせまられでもしたら最後、あなたはもう尻の毛まで毟り取られてしまうでしょう。前回に書いた教訓を繰り返しますが

 

「勝てない勝負は

すべきではない」

 

…のです。

 

ただ、そういう場で人気者になって

 

「楽しくお酒が飲める方法」

 

…なら、ひとつ提案ができます。もちろん、おミズのおねえさんだけではなく一般女性にも有効なので、ここ『アグリーアブル』でもぜひ実践してみてください。

 

とりあえずは

 

「相手の心に100%刻まれる爪痕を残す」

 

…こと。もし、中高年世代に差しかかったあなたが20代のキャバクラ嬢や、“ハプバー”のカウンター席でたまたま隣り合わせた女性と仲良くなりたい場合、

 

「年の功」

 

…というバックボーンは一応有しているので、それを最大限活かして

 

「占い師っぽいこと」

 

…をやればいいのです。具体的には、女性の悩みを聞いて、

 

「誰にでも当てはまるような答え」

 

…を言ってあげる。たとえば、

 

「あなたは気丈に

振る舞っているけど、

本当は優しい人ですよね」

 

…なんて風な感じで? そうすれば

 

「この人は私のことを理解してくれるかも」

「私のことをちゃんと見てくれている」

 

…と、相手の意識も変わってきます。

 

この「誰にでも該当するような曖昧で最大公約数的な性格をあらわす記述を、自分だけに該当する性格だと捉えてしまう心理学現象」のことを

 

「バーナム効果」

 

…と呼びます。

 

ちなみに、ぼくはこんな戦術をよく使います。たとえば、おっとりしたしゃべり口調の、

 

「マイペース」

…だとか

「天然」

 

…だとか…と、周囲からはレッテルを貼られがちな女性に、

 

「キミって、いかにも

せっかちっぽいしね…」

 

…と当たり前のようにさらっと語りかけたら

 

「そんな風に言われたの初めて…」

 

と、いきなり形勢が逆転したりします。こうやって

 

「自分を他の男性と差別化」

 

…できれば、しめたもの。なにを言えばいいのか迷った際は、

 

「見た目や

第一印象と

正反対のこと」

 

…を言う。人間は必ず

 

「相反する二面性」

 

…を持っています。几帳面な一面もあれば大雑把な一面もあるし、明るいときもあれば暗いときもある…。

だからこそ、ハズすことは絶対にありません。

 

「ハズすことがない」

 

…なら、多くの人たちが彼女に抱くイメージの逆を攻めたほうが、

深い爪痕を残すことができる…。さらに

 

「逆からの攻撃」

 

…を継続するによって、一つでも多くの情報を引き出しながら、

 

「相手の本質」

 

…へと辿り着くことができればベストです。

 

そして、この「バーナム効果」

もっと複雑かつ巧妙に使いこなすのが

 

「占い師」

 

…という職業なのです。

 

【結論】

見た目や第一印象とは

真逆の形容をぶつけて

“敵”を揺さぶるべし!