Vol.533 YouTubeとの向き合い方 - ハプニングバーagreeable アグリーアブル

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ColumnGジィさんの独り言
 

Vol.533 YouTubeとの向き合い方

ちょっと前に、とあるマーケティング系のWEBメディアが、人気お笑いコンビ『チョコレートプラネット』のツッコミ・ネタづくり担当である長田庄平さん(43)のインタビュー記事を

配信しておりました。

 

現在、登録者数は200万人──ときには視聴者数数千万人を超える動画もあるというYouTube

 

『チョコレートプラネットチャンネル』

 

にスポットを当てた内容で、正直ぼくはこれまでこのヒトの

真面目な語りを耳にする機会があまりなかったのですが、なかなかに興味深いことをいくつかおっしゃっていたので、

とりあえずは、その「いくつか〜」を以下にピックアップしてみましょう。

 

(※「なぜ、自分たちの動画がこうもヒットしているのか?」という

質問に対して)

 

これを言うとおしまいなのですが、よくわからないんです(笑)。僕らは戦略的に動画制作に取り組んでいるわけではなく、本当に自分たちの好きなことを追求しているだけなので、何が視聴者にハマっているのか理解できていないのが正直なところです。

逆に言うと、これだけいろんな動画を上げても、何がバズるのか、どんな動画なら視聴回数が増えるのか、全然見えてこないところがYouTubeの面白さであり、魅力なのかなと思います。

 

(※「面白いネタを思いつくための発想力や企画力について」という

問いかけに対して)

 

(前略)「面白い企画を出している」と思われがちですが、失敗のほうがずっと多いんですよ。それを自分が一番よく知っているから、「(チョコプラのことを)クリエイティブ」と言われてもピンとこなくて、むしろ「自分はクリエイティブじゃないから、数を出すしかない」というのが僕の考えです。

 

──野球みたいに「3割打てば上出来」という感じですか?

 

はい。10球しか打たなかったら3発しかヒットになりませんけど、100球なら30本、1000球なら300本ですからね。300本もヒットが出れば、残り700本は忘れられて、みんなの記憶には「よく打つ人」の印象だけが残りやすいんだと思います。

 

(※「もっとクリエイター気質なのかと思っていました」という

問いかけに対して)

 

モノづくりは得意ですけど、クリエイター的な才能はあまりないと思います。一個一個をちゃんと考えてヒットさせるのは難しいので、たくさん企画を出して、総合的にクリエイティブな世界観に近づけるのかな…という感じです。

 

ぼくはこの『アグリーアブル』のブログに(土日祝日を除いて)毎日一本のコラムを寄稿しているのですが、Gジィさんにとってここのコラム仕事は、まさに

 

「チョコプラさんに

とってのYouTube

 

…と同じ機能を果たしています。

 

(原則としては)自分が好きなことしか書いていないので、

ストレスは一切ありません。

 

また、同様に…どんなコラムがバズって、どんなコラムが(PV的に)惨敗するのかはいまだまったく予測できない──もちろんのこと、Gジィさん的に

 

「自信作!」

 

…だと胸を張って寄稿したものが必ずしもバズるとはかぎらない。逆にネタ切れのままパソコンに向かってぼんやりと書き上げてしまった(自分のなかでの)駄作高い評価を得たりする

ことも…???

 

「そこが面白い」

 

…と、ぼくも思っています。とにかく

 

「一回でも多く

打席に立つこと」

 

…が大切なわけであって(※“ハプバー”だってそうですよねw!?

 

「打席に立つ

=存在を世に示す」

 

…回数が増えれば増えるほど、ちまたの人々は

「なんとなくクリエイティブなヒト?」──“ハプバー”だったら

 

「なんとなく

達人っぽいヒト」

 

…と勝手に勘違いしてくれるのです。

 

そもそも、ビジネスパーソンな御仁が好んで使いがちな

 

「クリエイティブ」

 

…って、一体なんなのでしょう? 

 

前出のメディアでは

 

「しっかりつくり込んだ

独創的かつ画期的なモノ」

 

…みたいな感じにイメージなされているようでありますが、おそらくチョコプラさんも含む、いわゆる「モノづくり」の第一線…あるいは“ハプバー”の第一線でシノギを削っている

プロフェッショナルな方々は、自分が日々こなしている

作業が…もしくはエロティシズム

 

「クリエイティブか否か」

 

…なんてことは、ほとんど

意識していないのではないでしょうか?