Vol.574 【ハプバーでも心がけよ!?】若者から馬鹿にされる喜び
日付けを確認すると、配信されたのは1年以上も前だったのですが…
昨今は「怪優」として評価の高い俳優の高嶋政伸さん(57)のインタビュー記事をネット上で見つけました。
タイトルには
「若者に馬鹿にされる、この喜び」
…といった、なかなかに強烈なインパクトのある
キャッチコピーがおどっています。
「自身のマゾヒスティックな一面を面白おかしく語っているたぐいのもの」かと思いきや…いやいや! コレがじつに真摯で、
しかも大変イイ話でありました。
具体的にはどーいうことなのかと申せば…
要約すると、こーいうことであります。
「現場にくる人ってすごい方ばかり。僕なんか足元にも及ばないような若い俳優さんはたくさんいらっしゃいます。過去の実績なんて考えていたら、彼らと渡り合っていけない。常に腕を磨きながら、イマジネーションも豊かに保っていかなければ、仕事はなくなります」
年齢を重ねていくと、周囲が気を使ってくれることが多くなるという高嶋さん。油断するとお山の大将になってしまうという怖さがあるため、いつも心掛けていることが、フレッシュな気持ちでいること。
「現場ではいつも若い方の話を根掘り葉掘り聞きます。若い方に馬鹿にされるぐらいになって初めて彼らも本音を話してくれる。『若者に馬鹿にされる、この喜び』です(笑い)」
若い世代のことを「若い人」ではなく
「若い俳優さん」
「若い方」
…と呼んでいる、さりげないくだりからも垣間見られる
とおり、どうやらこのヒトは本気で
「若者を
とことんリスペクトし、
馬鹿にされるぐらいまで
根掘り葉掘り
話し込むことによって、
新しいなにかを
吸収したい!」
…と、思っているのでしょう。口ではなんぼでも言えても、
そう簡単に実践できることではありません。
油断すると、年輩者として
「周囲が
気を使ってくれることが
多くなることで、
いつの間にか
お山の大将になってしまう」
…からです。
ぼくも原則として「過去の実績」なんてシロモノは、
「自分が放(ひ)り出した
糞が化石になったもの」
…程度にしか考えていませんし、
とくにITに関するリテラシーは、
「若い世代に
到底かなわない!」
…と、わりと本気で思ってはいるものの、
「馬鹿にされるぐらいまで
根掘り葉掘り
話し込んでいるか?」
…と問われれば…正直
「そこまで徹底できている!」
…と、断言できるほどの自信はありません。
節度ある若者たちが示してくれる
「年上に対する敬意」に甘え、どこか
「年寄りにしか
できないことだって、
いくつかは
あるんじゃないか?」
…みたいな「現状維持」への満足感にすがる側面的な
心情が生じてしまいがちだったりします。しかし、
「生涯現役!」
…を心底から目指すなら、それじゃあダメなのです。
「フランクに
世代を飛び越える」
…という姿勢からあと一歩踏み込んで…
それこそ高嶋政伸さんのように
「馬鹿にされることを
喜びに変える!!!」
…くらいじゃないと!
そして、そんな心がまえがマストであるのは、
ここ“ハプバー”でも…さらには、50代以上の初老世代だけではなく、30代半ば〜40代の中年世代でも、
決して例外じゃありません。
たとえば、10歳以上年下の
「今宵かぎりのパートナー(候補)」
…と巡り合った際、
「現場(=ハプバー)では
いつも若い方の話を
根掘り葉掘り聞く」
「若い方に
馬鹿にされる
ぐらいになって
初めて相手も
本音を話してくれる」
…というスピリッツを抱きながら、ガチに接してこそ、
「至福のひととき」
…を得ることができるのではないでしょうか。
高嶋サンありがとう!
すご〜く勉強になりましたm(__)m