昨日、ぼくのノートパソコンに、

一件のこんなメールが届きました。

まあ、とりあえずは読んでみてください。

 

［メールタイトル：応答なし。］

 

モノ好きなあなたへ

 

こんにちは。さっそく本題に入ります。

私があなたを知ってから、実はしばらくの月日が経っています。

私のことは、ビッグブラザーや、全能の目とでも呼んでください。

私はハッカーです。数カ月前、ブラウザ履歴やウェブカメラなど、あなたが持つデバイスに対するアクセス権を入手しました。

そこで、かなり物議を醸しそうな「アダルト」ビデオでマスかくあなたの動画を録画しました。

ご家族や同僚、あなたのメールの連絡先（××××←※Gジィさんのメールアドレス）に、気持ち良さに浸っているあなたの動画を見られたくはないでしょう。しかも、あなたのお気に入りの「ジャンル」が、あんなにもエッチなものなら、特に嫌なはず。

この自作動画を私がＡＶサイトに投稿して一般の目に触れてしまえば、デジタルタトゥーは一生残ることになるでしょう。

 

どうやってこれらを行ったのか？

ネットの安全性をあなたが軽視したため、私はあなたのデバイスのハードディスクにトロイの木馬を楽にインストールできました。

そのお陰で、デバイス上のすべてのデータにアクセスでき、しかも遠隔操作までできます。

１つのデバイスに感染させたことで、私はお持ちの全てのデバイスにもアクセスできます。

 

私のスパイウェアはドライバベースなため、数時間毎に署名を書き換えます。だから、ウイルス対策ソフトやファイアウォールは、絶対に異変を検知することはできません。

私と取引をしましょう。今後一生不安抱えて生きる人生と引き換えに、少額を私に支払ってください。

 

$1700を私のビットコインウォレットに送金してください。：××××（※←ビットコインウォレットのURL）

 

じつはぼく、ここ『アグリーアブル』で…ではないんですけど、

つい先日──プライベートで、とある40代の美魔女サンとエッチしちゃいまして…

その際にプレイの一環として、たまたま（？）

 

「ぼくがオ◯ニー

しているシーンを

相手のスマホカメラで

撮影する」

 

…といった背徳的な行為を試みたばかりなので（笑）、

 

「すわ！

さては…

その美魔女サンが

その恥ずかしい映像を

ヤバいスジのヒトに

流出しおったのでは!?」

 

…と、一瞬不安が胸によぎったものの…よくよく冷静になって

みたら、サラリーマンでもなく妻子がいるわけでもないぼくの「オナ◯ー動画」が、仮にインターネット上に出回ったとしたって、

 

「さして

困るわけでも

ないよな…」

 

…との考えに至り、

 

「どうぞご自由に」

 

…と、開き直って

 

「完璧シカト！」

 

…を決め込んだ次第であります。

 

「ビットコイン」

 

…のやり方とかも全然知らないし（笑）。

 

だがしかし！　たとえ「一瞬」とは言え、おのれの平常心を掻き乱されてしまったのは事実であって、それはそれで

 

「ちょっと癪（しゃく）」

 

…でもあったから、Yahoo !で

 

「ハッカー　オナニー　詐欺」

 

…のワードで検索を行ってみると…

どうやらこーいうことである…のだそう。

 

結論から申せば…コレって、

 

「セクストーション

（性的脅迫）詐欺」

 

…という、新手な「ネット詐欺」の一種…らしいっす。

 

今回のこの「新手なセクストーション詐欺」の上手いところは

 

「脅迫された内容を

家族や知人に

相談しにくい」

 

…という点。さらには、成人（とくに男性）ともなれば、誰しも一度や二度や百度はパソコンやスマホの画面に流れる

 

「エロ動画をネタに

シコった

（※女性の場合は「イジった」？）

覚えがあるハズ？」

 

…という点であります。（※さすがにGジィさんみたく女性に自慰シーンを撮影させるケースは稀かと思いますがw？）

 

万一、このようなメールが届いたときのもっとも適切な対策は…Gジィさん同様、とにもかくにも

 

「スルーするのが一番！」

 

…だと、ぼくがネット検索した記事には書いてありました。

 

「それは犯罪だから通報するぞ」

 

「本当かどうか

動画の一部を見せてくれ」

 

…なんて風に下手な返信をしたら、本格的に

 

「カモ認定」

 

…されてしまい、もっと面倒なことになる…のだそう。

 

また、より慎重をきたすのならば

 

「使用時以外は

パソコンやタブレットの

WEBカメラに

目隠し用の

テープやシールを

貼っておく」

 

…のもアリ…なんだとか？　ぼく個人としては

 

「そこまでヤルかぁ〜!?」

 

…って感じではあるんですけど、Facebookの共同創業者である

マーク・ザッカーバーグさんは、通常時には自分のMacbookのカメラにシールを貼って隠している…とのこと。

まあ、ザッカーバーグさんレベルだと、仮にハッキングでもされたら…決してオーバーじゃなく世界情勢がガラッと変わってしまうほどのダメージを受けてしまいかねない…ですもんね。ぼくだったら、たとえ銀行口座をハッキングされても、

現時点の残高は

 

「1150円」

 

…しかありませんし…（笑）。

 

さて！　今日のコラムのタイトルで、ぼくは

 

「ハプバーでもご用心!?」

 

…と書きましたが、ここ『アグリーアブル』では、

別室に移動する際の

 

「スマホ持参」

 

…は禁止されており、もちろんこの場で起きた

あんなことやこんなことを

カメラにおさめる行為は

 

「絶対NG！」

 

…なので、Gジィさんが冒頭で

「胸によぎらせた」ような

 

「セクストーション的トラブル」

 

…の心配は…ほぼ100％…たぶんありません！

 

ご安心あれ！